ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

山田一雄交響作品展

昨日の演奏会、おかげさまでたくさんのみなさまにご来場いただき、無事に終了しました。なによりうれしかったのは、ヤマカズ先生を知らない世代の出演者そして聴衆の皆様と共に音楽を楽しむことができたことでした。この楽しみがさらに広がって続いていくこ…

2011-10-29の練習日記

本番と同じ曲順で練習しました。休憩も本番通り、『もうじき春』と『日本の歌』の間にとりました。山田英津子さんの声に一段とみがきがかかり、本番の舞台がますます楽しみです。オーケストラ側も、ポイントをお互いに聴きあうのがだいぶ慣れてきた様子で、…

ニッポニカ20回演奏会の曲目解説

20回演奏会の曲目解説がニッポニカのウェブサイトに公開されました。プログラム冊子に掲載する分と、掲載しなかった「補遺」の分と、併せてお読みください。本編 http://www.nipponica.jp/archive/20th_notes3.htm補遺 http://www.nipponica.jp/archive/20th…

2011-10-29(土)の予定

いよいよ最後の練習です。今日と明日で山田作品ともお別れかと思うと淋しいです。隣で弾いてるチェロのM君ともこの点で一致しました。彼曰く「おほむたから、最高ですね!」とのこと。20代のM君はマーラーの5番はまだやったことがないそうです。 場所:Y-Hal…

日本近代音楽館編『山田一雄年譜』

山田一雄没後1年目に開催された展覧会(1992年9月1日〜27日、旧東京音楽学校奏楽堂展示室)の際に作成された年譜です。 山田一雄年譜:奏楽堂秋の特別展「山田一雄展」日本の作曲家シリーズ2 / 日本近代音楽館編 日本近代音楽財団日本近代音楽館, 1992.9 16…

折田義正編『山田一雄演奏記録』

山田一雄先生が東京音楽学校在学中の1933年から1991年に亡くなられるまでの演奏記録です。収録内容は年月日順に、作曲者名、曲名、演奏者等で、放送も含みます。作られたのは兵庫県在住の山田一雄ファンである折田義正さん。1935年生まれの折田さんは高校生…

深尾贇之丞『詩集 天の鍵』

『日本の歌』の作詩者深尾須磨子(ふかお・すまこ、1888-1974)は、夫の深尾贇之丞(ふかお・ひろのすけ、1886-1920)が亡くなった後に与謝野晶子にすすめられて夫の遺稿集である『詩集 天の鍵』(アルス、1921)を出版しました。そこには贇之丞の詩27作品と…

2011-10-23の練習日記

ソプラノの山田英津子さんがいらっしゃって、指揮の田中先生と綿密に打ち合わせながら練習が進みました(写真)。『もう直き春になるだらう』の優しい歌詞(城左門の詩は優しいというよりずいぶん大人びています)から一転して、深尾須磨子の『日本の歌』の…

2011-10-22の練習日記

今日から打楽器がいろいろ揃っての練習になりました。『呪縛』の第一楽章でさっそく鐘がなりました。「鐘」は「カンパネラ」とか「チャイム」とか「テューブラーベル」とかいろいろと言い方がありますが、写真の真ん中にある楽器です。(もっともいわゆる「…

2011-10-22(土)と23(日)の予定

本番まであと1週間になりました。♪10/22(土)18:15〜21:15 田中先生 曲順:呪縛1、3、4→若者→おほむたから ♪10/23(日)18:15〜21:15 田中先生 曲順:春、日本、呪縛2→木曾→おほむたから 山田英津子さんにお越し頂きます。 会場(2日とも):Y-Hall(曳舟)(要…

深尾須磨子

『日本の歌』の詩を書いた深尾須磨子(ふかお・すまこ、1888-1974)については、『笛吹き女』をやったときにいろいろ調べました。 昭和九年の交響曲シリーズその1 http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20100818/1282133933 前半生の概略を載せておきます。…

第20回演奏会曲目楽器編成一覧(改訂版)

8月23日に出した楽器編成表の訂正版です。♪大管絃楽の為の小交響詩「若者のうたへる歌」 1937 【楽器編成】Pic、2Fl、2Ob、C-Ang、2Cl、B-Cl、Alt-Sax、2Fg、C-Fg、4Hr、3Tp、3Tb、Tub、Tim、BD、2Cym、SD、Tri、Tamb、Holz Trommel、弦楽5部 ♪交響組曲「呪…

今日はヤマカズ先生のお誕生日

1912年10月19日に山田一雄先生が東京でお生まれになりました。先生の足跡を我が家の本棚に探したら、家人が先生からいただいたご著書がでてきました。写真は目次の上に書かれた先生のサインです。 指揮の技法 / 山田一雄著 音楽之友社、1966 518p ; 22cm Web…

深尾須磨子『日本の歌』の現代語訳

土曜の練習の時、田中先生が『日本の歌』の最後にでてくる「天地(あめつち)のむた栄えゆく國」とはどういう意味でしょう?」とおっしゃっていました。家で広辞苑をひいてみると、「むた」とは「の」の下に添えて「と共に」という意味を示す古語だというこ…

2011-10-15の練習日記

今までオーケストラだけで練習してきましたが、ソプラノソリストの山田英津子さんが初めて参加してくださいました。さっそく『もう直き春になるだらう』ではリリカルな英津子さんの声が曲にぴったりの雰囲気でした。つづく『日本の歌』では深尾須磨子の「山…

2011-10-15(土)の予定

いよいよソプラノの山田英津子さん登場です。 時間:18:15〜21:15 場所:J-Hall(要譜面台) 指導:田中先生 曲順:春、日本→呪縛→木曾

畑中良輔「山田一雄とその作品」(2)

音楽之友社の「日本歌曲全集」(2)に掲載の解説から抜粋です 山田一雄とその作品(2) 畑中良輔 (前略) 作曲の上ではプリングスハイム教授のクラスで主に後期ロマン派の音楽、ことにマーラーについての技法、オーケストレーションを学び、指揮技法につ…

畑中良輔「山田一雄とその作品」(1)

音楽之友社の「日本歌曲全集」(1)に掲載の解説から抜粋です。 山田一雄とその作品(1) 畑中良輔 瀧廉太郎に端を発し、山田耕筰、信時潔によって、その方法論を確立した日本の芸術歌曲は、第1期とも呼ばれる創成期を経て、第2期の継承期に入り、その中で…