ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

芥川也寸志『アレグロ・オスティナート』

芥川先生の管弦楽作品に『アレグロ・オスティナート』があります。これはFM東京開局15周年記念委嘱作品の交響組曲の第4楽章として1986年に作曲されたもので、他の楽章は外山雄三『こもりうた」、三枝成章『Summer』、石井眞木『秋のヴァリアンテ』です。芥川…

2012-01-28の練習日記

トレーナーの甲田潤先生は伊福部門下で、芥川先生の弟弟子にあたります。作曲はもちろん、Chor Juneをはじめとした合唱団の指揮でもご活躍です。芥川先生の『交響曲第1番』について「現代音楽ですが、古典の手法をとりいれているので、それを意識するといい…

2012-01-28(土)の予定

場所:T-West(要譜面台) 時間:18:15〜21:15 指導:甲田先生 曲目:芥川全曲、楽章順 時間配分の目安 18:15〜19:00 1楽章 19:00〜19:20 2楽章 19:35〜20:25 3楽章 20:30〜21:15 4楽章

芥川也寸志 没後10年(演奏会プログラム)

芥川先生没後10周年の3回の演奏会プログラム。『交響曲第1番』を演奏するのはこの時以来のことです。 ◆書誌データ 芥川也寸志 没後10年 新交響楽団, 1999.7.11 [36]p ; 26cm 注記: 演奏会プログラム ; 日時・会場: 1999年7月11日(日)14:00開演・サントリーホ…

『東京人』の日比谷特集

月刊誌『東京人』2月号(No.305)の「特集・日比谷」に、「クラシックの殿堂、日比谷公会堂」と題した岩野裕一さんの文章が載っています。「日比谷公会堂を音楽の力で再生したい」という井上道義氏インタビュー(聞き手・岩野裕一)も。ニッポニカ第18回演奏…

東京ニューシティ管弦楽団『おほむたから』

2月3日東京ニューシティ管弦楽団の演奏会で、山田和男『おほむたから』が演奏されます。 東京ニューシティ管弦楽団第80回定期演奏会 マーラーと山田一雄 山田一雄『おほむたから』 マーラー『交響曲第5番』 指揮:内藤彰 2012年2月3日(金)19:00開演 東京オ…

2012-01-21の練習日記、あるいはブラームスの子守歌

管楽器が入ってオーケストラの音の楽しみがたっぷりと広がってきました。ブラームスは1楽章だけでも1時間以上たっぷりやりました。写真のビオラ楽譜の練習番号Cは第2主題のところ。「ここはブラームスの子守歌に似てますが、よく歌ってください」とトレーナ…

2012-01-21の予定

いよいよ管楽器も加わっての練習開始です。 時間:18:15〜21:15 場所:T-West 8F(要譜面台) 指導:中島先生 曲目:ブラームス2番全曲、楽章順

『大和市民コンサート』(プログラム)

芥川也寸志『交響曲第1番』を初めて演奏したコンサート。1週間後の11月30日には「日本の交響作品展10」で同様の曲目+『エローラ交響曲』を演奏しました。 芥川也寸志と新交響楽団 : 大和市民コンサート 大和青年会議所 1986.11.24 [24]p ; 26cm 注記: 演奏…

2012-01-14の練習日記

練習が終わったらバイオリンの道場クンが「ああ疲れた、芥川はブラームスより疲れます」とつぶやいていました。そうかなあ。私などは芥川は久しぶりで楽譜を目で追うのが大変だったけど、右手と左手は勝手に思い出して動いていて、最後まで疲れず気持ちよく…

2012-01-14の予定

時間:18:15〜21:15 場所:G-Plaza Hall 2(譜面台不要) 指導:四野見先生 曲目:ブラームス2第3楽章、芥川全楽章

別宮貞雄さん

作曲家の別宮貞雄さん(べっく・さだお)さんが1月12日に89歳で亡くなられました。 別宮さんについてのブログエントリーを挙げておきます。 ■『青春の作曲家たち : 日本の交響作品展 7 』(演奏会プログラム) ■日本近代音楽館所蔵「文庫・コレクション」一…

「藝大現代音楽の夕べ」の『木曽』

昨年12月18日に開催された「藝大現代音楽の夕べ」のプログラムを入手しました。山田和男『交響的木曽』が演奏されるというので楽しみにしていたのですが、あいにく都合がつかず行けなかったのでした。『木曽』の曲目解説は、1970年代半ばに山田先生に師事し…

林光さん(2)

今日の日本経済新聞文化欄に、「林光さんを悼む:風通る「林」の音楽」という記事が載っていました。著者はシェークスピアの翻訳でも知られる英文学者・演劇評論家の小田島雄志さん。小田島さんが昨年7月に日経「私の履歴書」を書いてらしたとき、林さんから…

第20回演奏会評(2)

折田義正さんの続きです。その1はこちら。 山田和男没後20年オーケストラ・ニッポニカ公演の感想(その2) 折田義正 5 おおむたから 有名な曲を始めて聴くことになる。先生はマーラーの第6、第3交響曲をプリングスハイムの指揮でオケの一員として演奏され…

第20回演奏会評(1)

『山田一雄演奏記録』をまとめられ、昨年10月の山田一雄作品展に来てくださった折田義正さんから、演奏会評が届きました。ブログ掲載のご承諾をいただきましたので全文を2回に分けて掲載いたします。 山田和男没後20年オーケストラ・ニッポニカ公演の感想(…

2012-01-07の練習日記

ブラームスの1、2、4楽章を弦楽器だけでみっちり練習しました。四野見先生はブラームスの重厚な音楽をじっくりと形造ってくださいました。久しぶりの合奏でしたが、日常からワープして音楽に浸る喜びをたっぷり味わうことができました。 それにしてもブラー…

林光さん

1月5日に作曲家の林光さんが亡くなられました。80歳でした。林さんは芥川先生とも親しく、ニッポニカの応援団にも名を連ねてくださいました。ニッポニカでは2008年の第14回演奏会で林さんの『交響曲ト調』を演奏しており、これはOCTAVIAからCDが出ています。…

2012-01-07の予定

場所:G-Plaza Hall 2 時間:18:15〜21:15 指導:四野見先生 曲目:ブラームス全楽章(弦練)

ニッポニカ第21回演奏会

あけましておめでとうございます。改めまして、ニッポニカの次回演奏会ご案内です。 芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ 第21回演奏会 ブラームス 交響曲第2番ニ長調作品73(1877) 芥川也寸志 交響曲第1番(1954/1955) 指揮:鈴木秀美 管弦楽…