ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

アーカイヴ

『オーケストラ・ニッポニカ演奏会記録2002-2023』正誤表・追加情報

オーケストラ・ニッポニカ演奏会記録2002-20232022年7月に発行した『オーケストラ・ニッポニカ演奏会記録2002-2023』の正誤表と追加情報です。今後も判明次第追記します。【凡例】ページ 項目:現状 ⇒ 修正・追加 ■正誤表・追加情報 p27 永冨正之「1楽章の交…

東京音大ニッポニカ・アーカイヴ貸出実績

「東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ」の貸出実績は次の通りです。 公演年月日 作曲者「曲名」 演奏団体+指揮者+共演者(演奏会場) 備考 2014/7/13 伊福部昭「シンフォニア・タプカーラ」 東京フィルハーモニー交響楽団+和田薫(東京オペラシテ…

NHK-FM「芥川也寸志が指揮した日本の管弦楽曲集」

先日NHK-FMで、芥川也寸志が新交響楽団ほかを指揮した「日本の管弦楽集」が放送されました。内容は次の通りです。 NHK-FM 名演奏ライブラリー ▽没後30年 芥川也寸志が指揮した日本の管弦楽曲集 2019年12月22日(日) 午前9:00~午前10:55(115分) 解説:満津…

秋山邦晴とCIE図書館

秋山邦晴の年譜には、早稲田の学生だった1950年ごろから、「日比谷にあったCIE(アメリカ情報教育局)でレコード・コンサートを開き、構成・解説をして当時のアメリカの音楽やメシアンなどのヨーロッパ現代音楽を紹介」とあります。このCIEとは、1945年から5…

酸性紙物語

ニッポニカでは日本人作品を演奏することが多いですが、第31回演奏会ではヒンデミットの作品も取り上げました。その『気高い幻想』の楽譜は市販でなく、レンタル譜です。ショット社から取り寄せたパート譜には、黄色いしっかりした表紙がついていました。ペ…

日本近代音楽館がOPAC公開

明治学院大学図書館に置かれている日本近代音楽館はこれまで目録データを公開していませんでしたが、本年6月1日にOPACが公開されました。同館のニュースに次のようにあります。 WebOPAC公開を含むサイトリニューアル 2017年6月1日付でWebサイトを更新しまし…

ブリテン=ピアーズ財団のウェブサイト

作曲家ベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten, 1913-1976)とテノール歌手ピーター・ビアーズ(Peter Pears, 1910-1986)の作品や遺産は、英国のブリテン=ピアーズ財団(Britten-Pears Foundation)によって維持管理されています。同財団のウェブサイト…

東京音楽大学付属図書館『ライブラリーレポート』第2号

ニッポニカ・アーカイヴを設置している東京音楽大学付属図書館の『ライブラリーレポート』第2号に、楽譜シンポジウムの記事が載っています。他の2つの記事も充実していました。 ライブラリーレポート. 第2号 / 東京音楽大学付属図書館編 東京 : 東京音楽大学…

東京音楽大学図書館展示「戦後70年:平和を祈る」

東京音楽大学図書館では、今年2015年が戦後70年に当たるのを機に、関連資料を集めて展示コーナーを設けています。所蔵している書籍、楽譜、CD、DVDから関連の物を抽出し、書籍は更に「戦争と音楽」「戦時下の音楽・芸術・文化」「音楽家の戦時体験」などのテ…

NHK交響楽団の演奏会記録

NHK交響楽団は演奏会の記録をウェブサイトにPDFで掲載しています。定期公演だけでなく、地方公演や海外公演、各種記念公演なども載っています。2014年3月1日現在の調査で判明しているもので、放送の記録などまだ未調査が多いとのことですが、かなり詳細な演…

東京音大ニッポニカ・アーカイヴがARGに掲載されました

東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴについて、12月8日発行のメールマガジン「Academic Resource Guide」514号に掲載されました。同誌は1998年創刊の、インターネットの学術利用をテーマにしたメールマガジンで、514号の発行部数は4,654部となって…

東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ・コレクション

Tokyo College of Music Library Nipponica Archive Collection http://tokyo-ondai-lib.jp/collection/nipponica/track/「東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイブ」のコレクション一覧です。「曲名 / 作曲者、コレクションURL、ニッポニカサイトの演…

東京音大ニッポニカ・アーカイヴ

東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴのウェブサイトが公開されました。ニッポニカで演奏した管弦楽作品の演奏譜を収録してあります。ウェブサイトの構築や再演のための貸し出し手続きなどについては、東京音楽大学付属図書館の皆様がご尽力くださ…

アーニーパイル劇場

安部幸明が作曲の仕事をしていたアーニーパイル劇場ではどんな公演が行われていたのでしょうか。「早稲田大学演劇博物館 デジタル・アーカイブ・コレクション」を「アーニーパイル」で検索すると、37件ヒットしました。 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/i…

プロオケのアーカイヴ

日本のプロオーケストラの演奏記録がウェブサイトでどのくらいわかるか、いくつか調べてみました。全記録を公開しているNHK交響楽団はさすがですが、他のオーケストラも最近のものから掲載しているようです。これが削除されずにずっと残っていてほしいもので…

シンポジウム「日本の管弦楽作品の演奏譜に於ける課題と展望」開催のお知らせ

シンポジウム「日本の管弦楽作品の演奏譜に於ける課題と展望」 主催:東京音楽大学付属図書館/芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ 演奏譜は、文化です。 作曲者自筆の作品の総譜(スコア)があっても、演奏譜がなければ音は出せません。オーケ…

「五線譜に描いた夢−日本近代音楽の150年」展に行きました

「五線譜に描いた夢:日本近代音楽の150年」展を観てきた。オペラシティアートギャラリー。忘れないうちにいくつかメモ。ツイートしたのをまとめておきます。特設サイトはこちら。 1853年にペリーが浦賀に上陸した時の楽隊を描いた画が出ていた。これまで音…

東京芸大図書館「荻野文庫」

山田一雄自筆譜展のカタログに載っていた、「荻野文庫」の紹介記事からの抜粋です。 「荻野文庫」について [前略] 「荻野文庫」は2007年になって本学図書館から「発見」されたもの。戦前の一時期、東京音楽学校教授を務めた太田太郎(1900-1945)の蔵書に含…

「五線譜に描いた夢 ─日本近代音楽の150年」展特設サイト

10月11日から始まった日本近代音楽の展示の特設サイトが開設されています。 「五線譜に描いた夢 ─日本近代音楽の150年」 http://www.operacity.jp/ag/exh157/ 会期:2013年10月11日(金)〜12月23日(月・祝)11時〜19時(月曜休み) 会場:東京オペラシティ ア…

「五線譜に描いた夢 ─日本近代音楽の150年」展

明治学院大学では日本近代音楽館所蔵資料を中心に、下記展覧会を開催するそうです。 「五線譜に描いた夢 ─日本近代音楽の150年」展 会期:2013年10月11日(金)〜12月23日(月・祝) 会場:東京オペラシティ アートギャラリー http://www.operacity.jp/ag/ 主催…

ウィーン楽友協会アルヒーフ資料展

サントリーホール小ホールでやっている展覧会へ行ってきました。 音楽のある展覧会「ウィーンに残る、日本とヨーロッパ450年の足跡」 −ウィーン楽友協会創立200周年記念− ウィーン楽友協会アルヒーフ資料展 http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/sponsor/20…

山田和男『呪縛』を調べる

今日から夏休み、早速日本近代音楽館へ行って山田和男作品の初演データについて調べました。交響組曲『呪縛』は元がバレエ音楽なので、交響作品のレファレンスブックにはデータが載っていません。『一音百態』巻末の「山田一雄主要作品表」(小鍛冶邦隆編)…

東京芸術大学音楽博士学位論文

音楽研究について考えていたら、芸大の博士論文リストのことを思い出しました。こういうリストが公開されることで、研究の土壌が豊かになっていくのが期待されます。 東京芸術大学音楽博士学位論文 http://www.lib.geidai.ac.jp/MPHD/MUSICPHD.html#21 〔東…

アジア歴史資料センター

アジア歴史資料センターとは、同センターサイトから引用すると「インターネットを通じて、国の機関が保管するアジア歴史資料(原資料=オリジナル資料)を、パソコン画面上で提供する電子資料センターであり、国立公文書館において運営されています。ここで…

日本近代音楽館に行きました

明治学院大学に移った日本近代音楽館に昨日行ってきました。前日に予約の電話を入れ、地下鉄南北線白金台駅で降りて八芳園の脇を抜け、明治学院のキャンパスに入りました。美しく整備された構内にある礼拝堂ではちょうど結婚式が終わって新郎新婦が出てきた…