ソプラノの山田英津子さんがいらっしゃって、指揮の田中先生と綿密に打ち合わせながら練習が進みました(写真)。『もう直き春になるだらう』の優しい歌詞(城左門の詩は優しいというよりずいぶん大人びています)から一転して、深尾須磨子の『日本の歌』の世界へ。須磨子は夫の贇之丞(ひろのすけ)が行きたいと望みながらかなわなかったフランスへの旅を、夫の没後3回も実現させました。『日本の歌』の詩は全く「日本」そのものを詠っていますが、曲想は『もう直き春』と同じくドビュッシーを連想させます。作曲者と詩人とのコラボレーションでしょうか。『日本の歌』の歌詞現代語訳はこちら
『呪縛』の第2楽章では指揮者から「そこは魔女のように」と注文が。欲望にとりつかれた若い僧が「目に見えぬ女の妖気に惹かれ」る場面のようでした。『呪縛』のあらすじはこちら
全く異なる三曲をどのように歌われるか、本番が楽しみです。
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