ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2010-01-01から1年間の記事一覧

プログの年末年始

今年の1月1日からほぼ毎日更新してきたブログ、ページビューはいつのまにか8万を越えました。読者のみなさまありがとうございます。年内の更新は本日で最終とさせていただきます。新年は1月4日から再開の予定で、第19回演奏会へ向けてまた情報をあれこれお届…

モーツァルト『アヴェ・ヴェルム・コルプス』

一昨日アヴェ・ヴェルム・コルプスを歌いながら、最初にこの曲に出会った時のことを思い出していました。帰宅して書棚を探すと、そのときの資料ファイルが出てきました。 モーツァルトの音楽と宗教性(上智大学公開講座 昭和56年秋期) 講師:ペトロ・ネメシ…

阿部真也と仲間達室内楽コンサートVol.13

昨日は阿部真也さんのコンサートを聴きに行きました。前半の若さあふれるピアノコンチェルトでは、阿部さんが指揮をしながらコンサートマスターをつとめてらっしゃいました。後半のレクイエムを指揮する阿部さんからは、溌剌としたエネルギーが会場全体に発…

スピーカーの台

今日は部屋の片づけをすこしだけしました。スピーカーの下に置いてあったaudio-technica製の「Crystal Speaker Base AT6061」8個が不要になったので処分することに。私はもったいないなと思うのですが、買った人はそうは思わないみたいです。

植村達男さん

植村達男さんが亡くなられたと知らせが入り、今日行われた告別式に参列してきた。享年69歳。帰宅して書棚をみると、植村さんの本が2冊あった。『コーヒー、その知的香りのモザイク:私の情報整理学入門』(保険毎日新聞社、1991)と、『情報氾濫時代を生きる…

大木惇夫−宮田毬栄

宮田毬栄著『追憶の作家たち』を読み終わりました。登場する7人の作家のうち、私が読んだことのあるのは松本清張くらいなのですが、他の人たち、西條八十、埴谷雄高、島尾敏雄、石川淳、大岡昇平、日野啓三それぞれの作家としての生き様が伝わってきて、編集…

ニッポニカ忘年会のお楽しみ

昨日の忘年会第1部で楽しんだ演奏は、飛び入りもはいって下記のとおりでした。 芥川也寸志 24の前奏曲:こどものためのピアノ曲集. No.1〜12 [1979-80](Pf) 芥川也寸志 「ラ・ダンス」より第1曲 [1943](Pf) チェレプニン フルート、ヴァイオリンとチェロ…

ニッポニカの忘年会

本日の忘年会第1部は、下記が予定されています。 こんさーと 演奏とお話し ・芥川也寸志 こどものための24の前奏曲(Pf) ・芥川也寸志 秋田地方の子守唄(Vn) ・チェレプニン フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ・サン=サーンス ハバネラ…

大連忘年会

今日は大連国際音楽倶楽部の忘年会でした。大連の演奏会の話、これまでの16年の間に起こったさまざまなできごと、参加しているメンバーの横顔、今後の演奏会について等等、つきない話でもりあがりました。

グリーグ『2つの悲しい旋律』

23日の忘年会ではグリーグの弦楽合奏曲も演奏するらしいです。『クラシック音楽作品名事典改訂版』(三省堂、1996)他からのデータです。タイトルは日本語=英語=フランス語=ノルウェー語=ドイツ語。 2つの悲しい旋律 = Two elegiac melodies = Deux melodies…

芥川也寸志のピアノ曲『24の前奏曲』

芥川先生のピアノ曲集に、『24の前奏曲』があります。ニッポニカ第17回演奏会プログラムに載っている作品目録によると、1979年〜1980年の作曲で、カワイ出版から市販されています。24の調性のピアノ曲集といえば、バッハ、ショパン、ラフマニノフ、ショスタ…

阿部真也さんのコンサート

次回第19回演奏会を指揮してくださる阿部真也さんのコンサートです。 阿部真也と仲間達室内楽コンサートVol.13 モーツアルトに魅せられてVol.2 2010年12月27日(月)19時開演 Hakuju Hall(渋谷区富ヶ谷1-37-5) モーツアルト作曲 ・ピアノ協奏曲23番イ長調K…

伊福部昭と佐藤忠良

世田谷美術館で12月23日から「ある造形家の足跡 佐藤忠良展:彫刻から素描・絵本原画まで:1940-2009」という企画展が開催されます。佐藤忠良(さとう・ちゅうりょう、1912-)といえば著名な彫刻家で、絵本『おおきなかぶ』の絵でも有名ですが、北海道時代に…

『ヴァイオリニスト 空に飛びたくて』

先週のニッポニカの集まりで、森悠子著『ヴァイオリニスト 空に飛びたくて』(春秋社、2010)が話題になりました。紀伊国屋書店のデータはこちら。なんだか面白そうなのでどこかで入手したいと思っています。春秋社といえば、『アンナ・マグダレーナ・バッハ…

日本近代音楽館関連記事

昨日の毎日新聞「毎日jp」に、「クラシック:この1年 貴重な資料保存に公的制度を ◇録音、スコア…個人頼みに研究者ら危機感」という記事が載りました。その中で日本近代音楽館にも下記のとおり触れられていました。 日本の作曲家の資料を収集する日本近代…

滝村小太郎訳『音楽問答』

林望先生の『かくもみごとな日本人』を読んでいたら、瀧村小太郎(たきむら・こたろう、1839-1912)という人がでていました。幕臣で徳川家達に仕え、明治中葉には嫡子家正の教育係を務めたそうです。外国語に通じる一方、一弦琴を自作し、横笛やフルートも吹…

久しぶりに真空管

昨日の日曜日、ずっと前から家にいるおじさんが久しぶりに秋葉原へ行き、持参の真空管を専門店で鑑定してもらってきました。戦後まもなく作られたと思われる「東京芝浦電気株式会社」製の「マツダ真空管」2本です。子どもの頃おじいさんからもらった物だそう…

粒谷区立管弦楽団「粒あん」コンサート

Twitter上の仮想行政区「粒谷区」の住人によるオーケストラ「粒谷区立管弦楽団サジタリウス」のアンサンブルコンサート「粒あん」のお知らせです。ニッポニカの某ビオリストが出演予定です。 粒谷区立管弦楽団サジタリウス アンサンブルコンサート「粒あん!…

ブログのヘッダー改訂

第19回演奏会の内容をブログのヘッダーに書き込みました。リンク先はニッポニカのウェブサイトです。http://www.nipponica.jp/index.htm