ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ロビンソン著『ストコフスキー』

ストコフスキーの来日公演を調べようと借りたもう一冊の本。残念ながら探していた記述はありませんでしたが、返す前に一通り目を通したところ、ヘンリー・カウエルとドーソンには言及がありました。 ストコフスキーはその新音楽への関心から、全米交響楽団と…

根津美術館に行きました

友人を誘って根津美術館に初めて行ってきました。表参道駅から10分も歩かないうちに、竹林に導かれて別世界に入り込みます。コレクション展「国宝燕子花屏風2011」では尾形光琳筆の見事なカキツバタを堪能し、常設展では紀元前13-12世紀中国殷時代の青銅器に…

草刈津三『私のオーケストラ史』

ストコフスキーの来日公演を調べるのに図書館から借りた『私のオーケストラ史』でしたが、内容が興味深いので全部読んでしまいました。巻末にある著者の草刈津三さんのプロフィルも載せておきます。天津うまれなので津は「しん」と読むそうです。戦後の日本…

福島110426

火曜には毎週ニッポニカの打ち合わせがあり銀座に行きます。今まではその前に教文館に寄ることが多かったのですが、今日は八重洲の福島県アンテナショップに行ってきました。今回で3回目で、写真の「山うど油炒め」と、前も買っておいしかったお菓子「あづま…

今年のトネリコ

昨日の土曜は演奏会の反省とこれからの企画について話し合いがありました。新しく加わったメンバーも参加して活発に意見交換しました。次の企画の楽譜も配布されました。おしゃべりは酒席でも留まるところを知らずあれやこれやと盛り上がりました。 写真は裏…

サバクタニ

昨日はガット・サロンでハイドン『十字架上のキリストの七つの言葉』を聴きました。私はクリスチャンではないのであまり深く考えずに演奏会に行ったのですが、昨日は聖金曜日でした。プログラムから抜粋します。 …4月22日はキリスト教のカレンダーで聖金曜日…

鈴木秀美ガット・サロンのお知らせ

今日は鈴木秀美先生の演奏会です。先生はニッポニカ第7回演奏会でコンチェルトを、第15回演奏会では指揮をしてくださいました。そして来年4月30日の第21回演奏会には再び棒をとってくださる予定です。 鈴木秀美のガット・サロンvol. 3 =オリジナル楽器で聴…

お客様

17日の演奏会では、たくさんのお客様にご来場いただきました。たくさん頂戴しました当日のアンケートを拝見したところ、岩手県宮古市からわざわざ聴きにいらしてくださった方がおられました。皆様ありがとうございました。 写真は今年も見事に咲いた都内某所…

ステージマネージャー

ニッポニカは裏方専門の人はいないので、本番ではプロのステージマネージャー(略してステマネ)に舞台を仕切っていただきました。前回の日比谷公会堂では合唱やソリストの出入りがありなかなか大変でしたが、おかげさまで無事に終えることが出来ました。今…

唯是震一『カプリチオ』演奏しました

唯是先生ご来場のもと、『カプリチオ』を演奏しました。邦楽器と合奏したのはハノイでの武満徹『ノヴェンバー・ステップス』以来でしたが、オーケストラとの組み合わせが武満作品とは全く異なる思想で作曲されています。唯是先生は実にいろいろな挑戦に果敢…

ドーソン『黒人民謡交響曲』演奏しました

昨日の演奏会にはたくさんのみなさまにご来場いただきありがとうございました。打ち上げで「ドーソンの作品は、黒人とか民謡とかいう言葉から連想されるイメージとは違って、後期ロマン派の音楽を聴いているような感じがした」という感想をうかがったのが心…

2011-04-16の練習日記

ドーソンは通し練習をしました。練習が始まった1月の頃は1楽章が長いなあと思っていたのですが、さまざまな音楽のかたちがだんだんわかってきたせいか、このごろはちっとも長い感じがしません。リズムをしっかりきざむところ、メロディをうたいあげるとこ…

さくらホールでお待ちしています

「アフリカのきずな」で始まる明日の演奏会、ドーソン、唯是、ドヴォルジャークの作品はアフリカからアメリカ、ヨーロッパ、そして日本を結ぶ太くて固いきずなとなって私たちをつないでくれるような気がしています。多くの困難を乗り越えてきたであろうその…

2011-04-16の予定

いよいよゲネプロです。 会場:K-Space 時間:(17:15打楽器搬入開始、17:30開場) 18:00〜19:10 ドーソン 19:20〜19:50 カプリチオ 20:00〜21:15 ドヴォルジャーク 21:30 完全退出★打楽器搬入搬出に協力ください。 ※譜面台は会場にありますので持参不要です。…

ドーソンとストコフスキーとカウエル

エモリー大学のドーソン資料サイトを「Stokowski」で検索した結果はこちらです。ドーソンとストコフスキーとドヴォルジャークhttp://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20110412/1302534190 1899年生まれのドーソンと1897年生まれのヘンリー・カウエルはほとん…

本番の準備

火曜の夜は本番へ向けての最後の打ち合わせでした。前日と当日のリハーサルの準備、本番舞台セッティングや楽屋のチェック、受付周りの手配、係り分担の確認など、あれこれ話しました。裏方専門の人はいないので、出演者が分担して様々な仕事をこなします。…

ドーソンとストコフスキーとドヴォルジャーク

エモリー大学のドーソン資料サイトを「Stokowski」で検索したところ、14件ヒットしました。 ・シリーズ8:写真 4件 うち2件は『黒人民謡交響曲』録音時の写真 ・シリーズ9:印刷物 5件 ・シリーズ11:レコードなど 5件 うち2件は『黒人民謡交響曲』 http://f…

2011-04-10の練習日記

今日はドーソンを3楽章→1楽章→2楽章の順で練習しました。指揮の阿部先生はバイオリンだけでなくビオラも弾かれるので、ビオラパートになかなか辛辣な指摘がバンバン飛んで来ました。もっともビオラは多彩なジョークにいろどられるパートなので、少々の辛辣さ…