ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

山田一雄の歌曲

音楽之友社の「日本歌曲全集」の15・16は「山田一雄」作品です。 山田一雄 / 山田一雄作曲 ; 畑中良輔監修 ; 音楽之友社編 音楽之友社、1993-1994 1 score (2 v.) ; 29 cm (日本歌曲全集 ; 15, 16) 内容: I 山田一雄とその作品(1) / 畑中良輔 祖師ヶ谷よ…

プログラム編集

ニッポニカの演奏会プログラム冊子の編集は、練習に負けず劣らず力が入っています。今回も山田作品を縦横にお伝えすべく、自筆スコアの写真を撮りました。一眼レフのデジカメを構えるビオラのNさんです。さて仕上がりはどうなるか、30日の本番当日をお楽しみ…

2011-10-08の練習日記、あるいは「明治のおかあさん」

『若者のうたへる歌』の出だし、前回はトランペットのパッパパッは「恋人に振られる」話でしたが、今日は結婚したいと母親に言ったら「和男さん、それはなりません」と言われてがっくりきたところ、と田中先生。『一音百態』にも載っている「明治のおかあさ…

2011-10-08の予定

場所:Y-Hall(曳舟)(要譜面台) 時間:18:15〜21:15 指導:田中良和先生 曲順:若者→木曽→おほむたから

ポム・クラブ作品表

『詩と音楽』創刊号に掲載されている、ポム・クラブの第1回〜3回の作品表です。 ポム・クラブ作品表 第1回作品(第1回ティーコンサートにて作品発表、[1937年]11月28日。歌手 由利あけみ) 「夢の日の日記」菊岡久利詩・伊藤翁介曲 「ビールの歌」草野心平…

『詩と音楽』創刊号

『もう直き春になるだらう』は、1937年(昭和12年)に結成された詩人と作曲家のグループ「ポム・クラブ」の第3回演奏会で発表された作品です。その演奏会の内容がそっくり掲載されている雑誌『詩と音楽』の内容を載せておきます。前半18ページが詩と作者の言…

芥川也寸志『ヒロシマのオルフェ』CD評(その3)

オペラ『ヒロシマのオルフェ』CD評が「音楽現代」10月号の新譜評(p133)に推薦盤として掲載されています。評者は西耕一さんです。 CD評(その1)はこちら http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20110914 (その2)はこちら http://d.hatena.ne.jp/nippon…

安西冬衛『軍艦茉莉』

安西冬衛が詩作をした大連は、1900年頃にロシアが進出して開発した街でした。パリを模して中心の大広場から放射状に道路がのびていく都市計画が立てられました。1904-5年の日露戦争に勝った日本はこの地を手に入れ、多くの建築家が海を渡り大規模な都市造り…

城左門と安西冬衛

城左門(1904-1976)の詩集『終の栖』(1942)に収められている詩に「九夢」というのがありました。冒頭を引用します。 九夢 ――ねえ、叔父さん と、九ツになる姪が云ふのだつた、 おかつぱ頭を、おしやまに傾けて、 ――日本海をねえ、――え?日本海を? 蝶々が…

2011-10-01の練習日記

『もうじき春になるだらう』と『日本の歌』から。「歌詞はパート譜に書いてありますか?」と田中先生。あ、来週までに書いておかなければ。「ここはこういう歌詞だから、そういう風に弾いてください」というところがいろいろありました。『春』では「三月廿…

2011-10-01(土)の予定

今日から10月、本番まであと一か月を切りました。 場所:T−Hall(牛込)(要譜面台) 時間:18:15〜21:15 指導:田中先生 曲順:春、日本→呪縛→おほむたから