2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧
チェレプニンの第3楽章、阿部加奈子マエストラ曰く「この楽章には登場人物が6人います。最初はホルンとトランペット。」確かに最初の20小節はホルンとトランペットだけ。12小節間トランペットの旋律にホルンが絡むと、13小節目からは役割が交代していました…
本年1月4日に亡くなられた作曲家今井重幸先生の作品『ゴジラのフラメンコ』を、第25回演奏会の冒頭に演奏することになりました。スコアに書かれた楽器編成を掲載します。欧文タイトルには、「ゴジラのモティーフによる変容『ゴジラのフラメンコ』」という日…
今日はチェレプニンの練習。阿部マエストラは、ルーセルやオネゲルの音楽との関係性について語られた。ルーセル(Albert Roussel, 1869-1937)もオネゲル(Arthur Honegger, 1892-1955)も名前は知っていても曲を聴いたことはほとんどない。そこで家に帰って…
人生にはいろいろな楽しみがあるけれど、オーケストラプレーヤーにとって素晴らしい指揮者との出会いは何よりの幸せ。思い入れのある作曲者の作品を、共感をもって指揮してくださる阿部加奈子マエストロに乾杯! パリ音楽院出身という、なんとなく洗練された…
25回演奏会のマエストロ阿部加奈子先生のコンサートです。先生のウェブサイトはこちら。 Tokyo Ensemnable Factory 4月公演 「世界から届いたサブカルチャーの音息吹」 2014年4月23日(水)19時開演 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール プログラム ■木…
池野成(1931-2004)と黛敏郎(1929-1997)と武満徹(1930-1996)は1歳ずつしか違わず、池野と黛は同じ伊福部昭・池内友次郎門下、池野と武満は若いころ家が近所で付き合いがあったそうな。3人は同年齢期に戦争を経験し、戦後に豊かな響きの音楽に魅せられて…
出口寛泰さんのSalida(サリーダ)のサイトに、池野成に関する情報がいろいろ載っていますのでご紹介します。中学生の時から弟子入りしたという小倉啓介さんのお話は、作曲家・池野成の人物像を浮かび上がらせてなかなか興味深いです。伊福部門下の永冨正之…
池野作品のスコアに書かれた編成です。打楽器の詳細が下に書いてあります。 Rapsodia Concertante / Sei Ikeno ■Distribuzione dell’ Orchestra3 Flauti Flauto 3゚ anche muta in piccolo 2 Oboi 1 Corno Inglese anche muta in oboe 3゚ 2 Clarinettei in Si…