2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
本日3月31日日経新聞文化欄の右上のアートは、イラストレーター宇野亜喜良「Rockジャケットアート十選」の5回目で、キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」(1969年、アイランド・レコード)のジャケットがとり上げられています。昨日までは目に…
昨年ニッポニカで舞台初演した池野成作品が再演されます。 Ensemble Buono! (アンサンブル・ボーノ)第5回演奏会2015年3月31日(火)18時開場 18時15分開演 ☆入場無料☆ 会場:東京音楽大学J館スタジオ(副都心線雑司が谷駅徒歩3分) アクセスマップ|東京音楽…
三善晃のこのソナタは留学前の作品で、「渡仏後、たまたまIMCの推薦曲に選ばれ、その暮、パリのエコール・ノルマルで演奏された」そうです(三善晃著『遠方から無へ』p108)。この曲は1985年の「第1回東京の夏音楽祭」で安永徹が演奏しており、そのプログラ…
ドビュッシー(1862-1918)をテーマ作曲家とした「第1回東京の夏音楽祭」のプログラム冊子です。20日間にわたり声明からオペラまで様々なコンサート、レクチャー、シンポジウム、展覧会などが開催され、三善晃のヴァイオリン・ソナタも演奏されました。この…
三善晃(1933-2013)は1955年からのパリ留学中に、矢代秋雄(1929-1976)にであいました。矢代が留学していたのは1951年から56年ですので、2年ほど時期が重なっています。矢代の遺稿集は三善晃の編集ですので、交流の深さがうかがえます。 オマージュ 矢代秋…
三善晃(1933-2013)は東大仏文科3年になった1953年、来日中の作曲家レイモン・ガロワ=モンブラン(Raymond Gallois-Montbrun, 1918-1994)に出会いました。この縁で三善は1955年にパリ高等音楽院に留学してモンブランに師事。その後モンブランは1963年にパ…
御縁のある作曲家、間宮芳生・三善晃・野平一郎各先生の合唱曲演奏会です。 東京混声合唱団第236回定期演奏会 半世紀の変遷 2015年3月17日(火)19:00開演(18:30開場) 場所:東京文化会館小ホール 出演:指揮 田中信昭 ; ピアノ 中嶋 香 プログラム ■間宮…
三善晃(1933-2013)は1951年東京大学文学部仏文科に入学。東大仏文科といえば、小林秀雄(1902-1983)、今日出海(こん・ひでみ、1903-1984)、中島健蔵(1903-1979)、大江健三郎(1935-)などなどの卒業生が浮かびます。もっとも三善は文学より音楽に浸っ…
就学前に自由学園の子供ピアノグループに通っていた三善晃(1933-2013)は、1939年(昭和14)地元の杉並区立第五小学校に入学しました。その母校で音楽の授業をするというNHKの「シリーズ 授業」の録画を、先週の練習前にみることができました(1987年6月23…
三善晃は1933年(昭和8)、4人兄妹の3番目として東京に生れました。母親の意向で4歳ころから自由学園の音楽教室に通いました。叱られると腹いせに自宅のピアノにかみついたそうです。兄は元NHKディレクターで音楽評論家の三善清達氏。 怨念の歯跡 四歳から自…
三善晃著『遠方から無へ』(白水社、1979)からの抜粋です。 『交響的変容』 『ピアノ・ソナタ』とともに留学中にデッサンをはじめ、帰国後完成した。自分で自作の系譜をたどるのは滑稽だが、ほとんどすべての作品を遡った先がここで一つになっている。 初演…
スコアの記載事項。 交響的変容 (Mutation Symphonique) / 三善晃 Akira Miyoshi Mars. 1958 3月30日 NHKシンフォニーホール 1 Petite Flûte 2 Flutes 2 Hautbois 1 Cor Anglais 2 Clarinettes en Si♭ 1 Basse-clarinette 2 Bassons 1 Contre-basson 4 Cors …
片山杜秀さんの「クラシックの迷宮」、今週末は「宮城県にささぐ」と題した番組で、小杉太一郎作品ほかがとり上げられます。NHKサイトの情報を載せておきます。 クラシックの迷宮・宮城県にささぐ / 片山杜秀 NHK-FM 2015年3月7日(土)21時〜22時 再放送 3…