ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

練習

練習風景

第28回演奏会の練習風景の動画です。『イタリア』と『交響曲』の冒頭です。https://youtu.be/ym6zbRdMTtg*本番の演奏順が変更になりました。 プログラム: ♪ 菅原明朗: 交響的幻影「イタリア」(1968) ♪ 菅原明朗: ピアノ協奏曲(1971) 初演 ♪ I.ピッ…

2015-04-19の練習日記、あるいはメシアン

昨日は野平一郎先生の初練習でした。先生曰く「1958年のころの作曲家たちがどんな音楽が好きだったかよくわかりますね」「矢代さんはメシアンが好きだったのですね。メシアンを弾いたことのない人でも彼の交響曲をやればメシアンをやったことになりますよ」…

2014-11-02の練習日記、あるいは松本ゆり子さん

今日は安部幸明『セレナーデ』の5曲目「夜想曲(Nocturn)」、チェロの“独り言”(Soliloquy)で松本ゆり子さんの独奏をたっぷり聴かせていただきました。終わって指揮者からも楽員からも拍手喝采。チェロ弾きだった作曲者の思いのたっぷりこめられた曲をどう…

2014-10-25の練習日記、あるいは28歳の安部幸明

昨日は「セレナーデ」(1963年)、「交響曲第2番」(1960年)、そして「スケルツォ」(1939年)の3曲を練習しました。最後にやったスケルツォが一番若い時の作品、安部幸明28歳です。単なるAllegroでなくVivaceの指定で音楽が疾走していきました。中間部Trio…

2014-08-02の練習日記、あるいは隅田川高校

すみだ音楽祭で演奏する『鉄腕アトム』の練習、作曲者の高井達雄先生がいらっしゃいました。1933年生まれの御年81歳とは思えないほどお元気そうで、背の高い、やなせたかしのような印象。演奏について指揮の甲田潤先生と綿密にうちあわせてらっしゃいました…

2014-07-19の練習日記

安部幸明の弦楽器分奏2回目、セレナーデ、ピッコラ、交響曲2番を練習しました。先週は初めてだったので何が何だかという感じでしたが、今回は各曲の構造がよくわかるトレーニングで、いろいろと納得。写真は交響曲第2番第2楽章練習番号49のあたり。3拍子の拍…

2014-05-03の練習日記

本番まであと1週間、Tuttiの前に弦楽器の分奏を阿部加奈子マエストラにご指導いただきました。まずはチェレプニンの大変な所をみっちり。マエストラ曰く「他のパートをお互いによく聴きましょう。よいアンサンブルは聴きあうことから。よいオーケストラは指…

2014-04-26と27の練習日記、あるいはチェレプニン

チェレプニンの第3楽章、阿部加奈子マエストラ曰く「この楽章には登場人物が6人います。最初はホルンとトランペット。」確かに最初の20小節はホルンとトランペットだけ。12小節間トランペットの旋律にホルンが絡むと、13小節目からは役割が交代していました…

2014-04-20の練習日記、あるいはルーセルとオネゲル

今日はチェレプニンの練習。阿部マエストラは、ルーセルやオネゲルの音楽との関係性について語られた。ルーセル(Albert Roussel, 1869-1937)もオネゲル(Arthur Honegger, 1892-1955)も名前は知っていても曲を聴いたことはほとんどない。そこで家に帰って…

2014-04-19の練習日記、マエストロ登場

人生にはいろいろな楽しみがあるけれど、オーケストラプレーヤーにとって素晴らしい指揮者との出会いは何よりの幸せ。思い入れのある作曲者の作品を、共感をもって指揮してくださる阿部加奈子マエストロに乾杯! パリ音楽院出身という、なんとなく洗練された…

2014-03-15の練習日記、あるいは伊福部昭の「アイヌ族の音楽」

昨日はタプカーラの練習でしたが、休憩時間に伊福部先生が語った「アイヌ族の音楽」という文章の紹介がありました。 ・・・Tapkaraは男性の立ち踊りで、両手を前に差しのべ腰を落して両肢を踏み鳴しながら舞うのであるが、儀式の時に行う最も重要な踊りであ…

2014-01-25の練習日記、ついに声明!

声明のお坊さんが5人いらしてオケ合わせ。写真は「錫杖」の譜面(?)です。縦書きの文字の左右にさまざまな記号が書かれていて、その唱え方は口伝とのこと。現代音楽の図形譜も真っ青の内容をとくとご覧ください。後ろは五線譜に採譜した譜面ですが、やはり…

2014-01-11の練習日記、あるいは声明

6週間ぶりに練習開始、弦楽器だけ集まって、まずは「声明」!!!これは1月26日の東京音楽大学民族音楽研究所公開講座のための練習です。最初に指揮の甲田潤先生から次のようなお話がありました。 ・天台宗総本山の比叡山延暦寺→知恩院→増上寺と伝わってきた…

2013-11-16の練習日記、あるいはワーグナー、そしてブラームス

ショーソンの2楽章の終わりの方で、野平先生が金管パートだけ取り出して練習したところ、ワーグナーのリングにそっくり!思わず隣のおじさんビオラと前のお兄さんビオラと3人で顔を見合わせてニッコリしてしまいました。20年前だったら気が付かなかった。ワ…

2013-11-09の練習日記、あるいはハープ

今日はハープの入る3曲、『笛吹き女』とショーソン『リラの季節』『交響曲』。『交響曲』にはハープが2台はいります。そういえば荻野綾子はフランスで声楽だけでなくハープも学んできています。師はミシュリヌ・カーン(Micheline Kahn, 1889-1987)。最初の…

2013-11-03の練習日記、あるいはギター

近衛秀麿編『17世紀フランス歌謡集』は、リュリ、ラモー、マレ、グレトリ―の4人の作曲家の作品からなります。リュリ、ラモー、グレトリ―はオペラの中の一曲で、マレは独唱曲です。それぞれに近衛秀麿がオーケストレーションをしていて、弦楽器に加わる管楽器…

2013-10-05の練習日記、あるいは近衛編曲『17世紀フランス歌謡集』

近衛作品の楽譜がきたので、早速練習しました。優美なフランス音楽を味わいました。管楽器は曲により編成がいろいろですが、マレのオーボエ2番のパート譜がみつからなくて、スコアを見て吹いてもらいました。終わった後でオーボエ1番の楽譜をみたら、なんと…

2013-09-21の練習日記、あるいは歌うヴァイオリン

今日の練習は充実していました。オーケストラの極意をいろいろ学びました。もう40年以上オーケストラで弾いているけれど、まだまだ奥が深いです。あー楽しい! 帰りがけにヴァイオリンのMさんがピアノ伴奏でやるコンサートの案内をくださいました。名付けて…

2013-09-14の練習日記、あるいは『笛吹き女』演奏歴

久しぶりで橋本國彦『笛吹き女』を練習しました。3回目なので様子がよくわかります。チェレスタやハープはまだはいりませんが、優美な橋本の音楽に改めて聴きほれました。パート譜には前回演奏時のさまざまな書き込みがあり、歌の歌詞もだんだん思い出しまし…

2013-09-07の練習日記、あるいはオルガン

ショーソンの交響曲の練習、管楽器も入ってみっちり。ワーグナーやラフマニノフの音楽が垣間見えますが、トレーナー中島先生が2楽章練習番号Fの1小節前で指摘。「^の形のアクセントがついた音は、オルガンのように奏するという意味があります。そこの和音全…

2013-08-31の練習日記、あるいはリラ

今日はショーソンの交響曲をみっちりやった後に、『リラの季節』を初めて練習しました。弦楽器だけでしたがフランス歌曲のエッセンスが伝わってきました。いきなりチェロのソロがあり聴かせます。とおもったらすぐ後にビオラのソロも(写真)。ほんの2小節ほ…

2013-08-24の練習日記、あるいは山田一雄とショーソン

今日から第24回演奏会の練習が始まりました。まずはショーソン (Ernest Chausson, 1855-1899)の交響曲。休憩時間になぜこの曲を取り上げることになったかのアナウンスがありました。それで思い出した原稿を載せておきます。 幻となったショーソンの交響曲 …

2013-06-30の練習日記、あるいは民族音楽研究所

きのうの練習では曲の中で声を出す部分の練習のために、ヴォイストレーニングがありました。指導してくださった甲田潤先生は、ニッポニカが何度も共演している女声合唱団Chor Juneおよびすみだ少年少女合唱団を長年指導されています。ほんの10分間ほどでした…

2013-06-08の練習日記、あるいは陳明志『御風飛舞』の読み方と意味

今日は練習の時に隣の中国語に堪能なビオラお嬢に、『御風飛舞』の読み方を教えてもらいました。楽譜にはpinyin(ピンイン=中国語の発音表記)の” yù fēng fēi wŭ ”が書かれていますが、実際の発音は見ただけではよくわかりません。教わったのを書いてみると…

2013-04-13の練習日記、あるいはトムトムとタムタム

石井眞木『交響的協奏曲』と『アフロ・コンチェルト』を練習。両方とも打楽器が重要なので、打楽器奏者がリズムをトムトム(写真)でたたいてくれました。変拍子がたくさんでてくるのでとてもよくわかり助かりました。アフロを2004年にやった時は打楽器が本…

2013-03-30の練習日記

伊福部昭『交響譚詩』を練習していたら、隣のおじさんビオラが大判スコアを持っていたので写真を撮りました。1958年の音楽之友社版で、650円。「現代日本音楽選=The galaxy of contemporary Japanese music」というシリーズの一冊。奥付の上には伊福部作品…

2013-03-23の練習日記

先週から始まった新しいシーズンの練習、今日は平川先生の棒で石井眞木『交響的協奏曲』から。1958年の若き日の作品で、なかなか興味深い音楽です。続いての『アフロ・コンチェルト』、2004年以来でしたが11拍子のリズムもしばらくすると思い出し、帰るころ…

2013-02-08の練習日記

レネラ作品、作曲者がいらしての練習でした。楽章ごとにフィリピンの島の名前がついていますが、午前中に市内観光をしたおかげで多少なりとも雰囲気がわかってきた気がします。 写真は午前に見た、スペインの庭の夜ならぬ、フィリピンの庭の昼。今夜はこれか…

2013-02-07の練習日記

マニラにみな無事に到着しました。写真は厳重に梱包して預けたチェロを受け取って笑顔のチェリスト。 早速CCPのリハーサル室で練習開始。祇王のソプラノにはフィリピンのソリストが加わり、充実した練習となりました。マエストロの指示は英語で飛んできて、…

2013-02-02の練習日記、そしてニッポニカ10周年

今日はマニラへ行く前の最後の練習、石田作品とタプカーラを通してやりました。タプカーラ第2楽章では、左手をけがしたビオリストがハープパートをピアノで右手だけで演奏してくれました。右手だけのピアニストなので、今度舘野泉さんといっしょにコンサート…