ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

舞踊家

ペトルーシュカ日本初演プログラム

ペトルーシュカ日本初演プログラム ディアギレフのバレエ・リュスが1911年に初演した『ペトルーシュカ』は、1944年に上海バレエ・リュスで東洋初演されました。ペトルーシュカを踊ったのは小牧正英。彼は1946年に帰国後小牧バレエ団を立ち上げ、1950年に『ペ…

芳賀直子『バレエ・リュス その魅力の全て』

芳賀直子『バレエ・リュス その魅力のすべて』 1909年から1929年まで存在した「バレエ・リュス」について、全体像と個々の作品、関わった人々、解散後の歩み、など多面的なアプローチで紹介した著作。ディアギレフの誕生からバレエ・リュス解散までの詳細な…

藤野幸雄『春の祭典:ロシア・バレー団の人々』

藤野幸雄『春の祭典:ロシア・バレー団の人々』 1909年興行主ジァーギレフ(ディアギレフ)によって始められ、1929年の彼の死によって解散したロシア・バレー団(バレエ・リュス)の足跡を、関わった複数の人々の伝記によって浮かび上がらせた書籍。前史とし…

小牧正英『ペトルウシュカの独白』

小牧正英『ペトルウシュカの独白』 バレエ・ダンサー小牧正英の最初の自伝。岩手県の岩谷堂での幼少期、1933年21歳で画家を志しパリに向けてシベリア鉄道に乗ったが失敗し、ハルピンでバレエ学校に通ったこと、1940年上海のバレエ・ルッスに入ったいきさつ、…

小牧正英『バレエと私の戦後史』

小牧正英『バレエと私の戦後史』 バレエ『ペトルーシュカ』を1950年に日本初演したバレエ・ダンサー、小牧正英の自伝『バレエと私の戦後史』の目次をあげておきます。この本には、小牧が上海で敗戦を迎え、帰国後日本でバレエ公演を重ねた足跡が語られていま…

宮操子『陸軍省派遣極秘従軍舞踊団』

舞踊家の宮操子(みや・みさこ、1907-2009)は岩手県盛岡市出身。1931年に舞踊家の江口隆哉(えぐち・たかや、1900-1977)と結婚し、共に同年暮ドイツに留学。1年ほどのベルリン滞在を経てドレスデンのマリー・ヴィグマン舞踊学校でノイエタンツ(Neue Tanz …