ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

有元利夫展 天空の音楽

 友人が東京都庭園美術館で開催中の「有元利夫展 天空の音楽」へ行って来たと教えてくれました。有元利夫(ありもと・としお、1946-1985)は夭折の画家として知られていますが、私が初めて知ったのは不思議な出会いをした上斗米さんの書いた本を通してでした。

有飛行 : 有元利夫と仲間たち / 上斗米正子著
  風涛社, 1987
  266p ; 21cm
  内容: 序
     第一楽章 ポリフォニー
     第二楽章 覆われた時計
     第三楽章 手品
     第四楽章 出現
     結

 手元の本には赤瀬川隼さんの「不思議な本」と題するコラム記事(日本経済新聞1987年8月19日夕刊)が貼り付けてあります。そのとおり“不思議な本”で、一読して有元利夫に魅せられてしまいました。第3版が出ているようです。
 今回の展覧会は9月5日までやっているそうなので、ぜひ行ってみたいと思っています。