ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

マーラー『交響曲第3番』(演奏会プログラム)

 第3番の交響曲はアルト独唱、女性合唱と児童合唱を伴い、6楽章からなり演奏時間は90分にもなる大曲でした。写真は1902年の初演のプログラム。

◆書誌データ

交響楽団第105回演奏会
 新交響楽団, 1984.9.26
 [12]p ; 26cm
 注記: 演奏会プログラム ; 日時・会場: 1984年9月26(火)19:15開演・昭和女子大学人見記念講堂(東京・世田谷区) ; 曲目:
  交響曲第3番ニ短調(1896) / グスタフ・マーラー
 出演: 山田一雄(指揮), 伊原直子(アルト), 晋友会合唱団(女声合唱), 藤沢ジュニアコーラス(児童合唱), 関屋晋・伊集院俊光(合唱指揮), 新交響楽団(管弦楽) ; 主催: 新交響楽団 ; [新響マーラーシリーズ]
 内容: 第3交響曲によせて ; 楽曲構成と歌詞対訳 / 上原誠 ; 出演者名簿他

 当初は7楽章あったそうで、それぞれ次のタイトルがつけられていました。第4楽章で独唱アルトがニーチェを歌い、第5楽章では合唱が加わって「子供の不思議な角笛」の一節が歌われます。第7楽章はのちに第4交響曲に転用されました。

第1楽章 夏がやってくる
第2楽章 牧場の花が私に語ること
第3楽章 森の動物たちが私に語ること
第4楽章 夜が私に語ること(人間)
第5楽章 朝の鐘が私に語ること(天使たち)
第6楽章 愛が私に語ること
第7楽章 子供が私に語ること