ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

大木惇夫『緑地ありや』を読んでいます

深井史郎『平和への祈り』の詩を書いた大木惇夫(おおき・あつお、1895-1977)の自伝小説『緑地ありや』(講談社、1957)を入手しました。これは1933年頃までの前半生が自作の詩と共に書かれており、雑誌『婦人画報』の連載を本にしたものです。この本のタイトルにも「緑」がでてきました。副題は「愛と死の記録」で、自身の恋愛を赤裸々に綴っている本です。青森の古書店から届いたので早速読みはじめました。