ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2011-02-26の練習日記

 柴山先生の指導で唯是作品をひととおり通してから、ドヴォルジャークの第1と3楽章。「付点四分音符+八分音符+八分音符+付点四分音符」のリズムについて、2小節目の八分音符に飛び込まないできちんとテンポを維持するようにと再度注意がありました。こういうリズムを全員でよくさらいこんでおくと、本番で何が起きても動じないものです。
 ドーソンは第1楽章をみっちり。途中で2拍子系のリズムの中に突然三連符が2小節だけ挟み込まれるのが何回か出てきます。すぐ後の小節は又八分音符が元のリズムをきざみます(写真)。休符の所も自分の中できちんと細かくリズムをきざんでいると、テンポが多少ゆれても落ちないものです。百戦錬磨のおじさんおばさんたちに混ざって、若者軍団もなかなか健闘しておりました。第1楽章の標題"The bond of Africa"は「アフリカのきずな」と某バイオリニストが訳していましたが、「オーケストラのきずな」も日に日に固く結ばれていくようです。