ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2011-07-16の練習日記

 『若者のうたへる歌』では、スコアとパート譜の違いをあれこれ検証しながら練習が進みました。ドビュッシーラヴェル、フランク、ワーグナーなどの片鱗がうかがえ、山田先生がいろいろと実験を積み重ねておられたのが次第にわかってきました。練習番号7番のあたりで「この旋律が若者の歌だと思います」と柴山先生。
 『木曾』の後半はビオラパートがきざむリズムで始まります。写真の2小節のリズムの後に八分音符が2小節続き、この4小節が9回繰り返えされます。ボウイング(弓の上げ下げ)は写真のとおりのもので長年弾いているのですが、きのうはトップ奏者が「二番目の十六分音符はアップにしたほうがいいかもしれない」とつぶやいていました。不器用な私はちょっと戦々恐々としているところです。(角ばった「n」みたいなのがダウンボウ、「V」はアップボウ。)