ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

西條八十『東京音頭』

昨日は神宮球場でヤクルト最終戦を観ました。ヤクルトが点をとると『東京音頭』が流れてみんなで歌います。昨日は4回歌いましたが、この曲は中山晋平(なかやま・しんぺい、1887-1952)作曲、西條八十(さいじょう・やそ、1892-1970)作詩、1933年の発表。…

マーラー『交響曲第3番』(演奏会プログラム)

第3番の交響曲はアルト独唱、女性合唱と児童合唱を伴い、6楽章からなり演奏時間は90分にもなる大曲でした。写真は1902年の初演のプログラム。 ◆書誌データ 新交響楽団第105回演奏会 新交響楽団, 1984.9.26 [12]p ; 26cm 注記: 演奏会プログラム ; 日時・会場…

ニッポニカ18回のCD

8月8日のニッポニカ第18回演奏会のCDが発売されるようです。オクタヴィアレコードから11月17日リリースで進行しているとのことです。曲目は伊福部昭『寒帯林』と深井史郎『平和への祈り』。どうぞお楽しみに。

オーディオの話・その3

アキュフェーズのことを調べていたら、トリオ→ケンウッドのサイトがおもしろかったのでご紹介します。「社史」のページもあったので抜粋してみました。 株式会社ケンウッド>社史>本社・工場・関係会社の変遷(抜粋) 1946年12月 ケンウッドの前身である「…

オーディオの話続き

モーストリーの記事には、プリアンプの写真が載っていて、そこにはちゃんと「Accuphase C-200」とはっきり書かれていました。 記事はアキュフェーズの創業者春日二郎(かすが・じろう、1918-2007)の物語。1946年トリオ(ケンウッド)の前身である春日無線電…

オーディオの話

先日購入した『モーストリー・クラシック』11月号をぱらぱら見ていたら、オーディオのページにアキュフェーズのプリアンプの記事が載っていました。 アキュフェーズが初めて世に問うたプリアンプ、P-200。 と書かれているのを見て、ずっとまえから家にいるお…

OPTコンサート

ニッポニカのメンバーがオフシーズンに参加しているコンサートの一つをご紹介。 オーケストラ・オン・ピリオド・トウキョウ/東京クラシカルシンガース第10回演奏会 2010年10月10日 14時開演 浜離宮朝日ホール プログラム F.J.ハイドン「テレジア・ミサ」 W.A…

第18回演奏会評・その2

『モーストリー・クラシック』11月号にも、ニッポニカ第18回演奏会評が載っていました。(p144)

小倉朗『管弦楽のための舞踊組曲』(演奏会プログラム)

小倉朗(おぐら・ろう、1916-1990)の音楽を最初に演奏したのは1978年のこと、私にとっては最初の日本人作品個展でした。練習に何回もおみえになった小倉先生が、指揮の芥川也寸志先生と談笑されていたのを思い出します。小倉先生の没後20年コンサートももう…

次の演奏会

ニッポニカの次回演奏会は、来年4月17日(日)の予定です。渋谷区に新しく建てられた「さくらホール」という会場(11月開館予定)で行います。昨日はみんなでどんな演奏会にしようか喧々諤々のミーティングを行いました。ニッポニカらしいプログラムを検討中…

大木惇夫―宮田毬栄―松本清張

詩人大木惇夫の娘、宮田毬栄著『追憶の作家たち』(文春新書、2004)を読み始めたら、最初が松本清張。宮田さんが中央公論社に入って最初に担当したのが松本清張で、編集者としてきたえられた話が見事な筆致で綴られています。執筆に専念する著者に代わって…

諸井三郎『交響曲第3番』(演奏会プログラム)

先週ウルグアイとホンジュラスに2年ずつ行っていた方と話す機会があり、ふとヴィラ=ロボスをやった演奏会を思い出しました。ブラジルはもちろん南米の作曲家のことなど何も知らなかったので、何か読んでみようと思って手にしたのが、ガルシア=マルケスの『…