2004年公演での石井眞木『ブラック・インテンションI』の解説には、「ブラック・インテンション」とは「特殊な音楽的意図を作品に織り込む」という意味が書かれています。そして下記3曲が『西の響き・東の響き』の作品表に載っていました。
ブラック・インテンションI−1人のリコーダー奏者のための−Op.27（1976）
ブラック・インテンションII−オーボエ、クラリネット、ファゴットのための−Op.30（1977）
ブラック・インテンションIII−息のためのピアノ・エチュード−Op.31（1977）
土曜日に練習した『アフロ・コンチェルト』のパート譜には、タイトルの後ろに「BLACK INTENTION V」と書かれていました。この曲にも特殊な音楽的意図が盛り込まれているのでしょう。作品表には「ブラック・インテンションV」は載っていないので、後にタイトルから削除されたのかもしれません。
途中の「IV」は無いかと調べたら、石井眞木ウェブサイトの作品表に載っていました。作品番号はありません。欧文タイトルにはリコーダー四重奏と書かれていました。
ブラック・インテンションIV（1980）
http://ishii.de/maki/ja/works/1980_black_intention_4.html
