ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

ブエンカミーノさ!

 二人のフランシスコのひとり、フランシスコ・ブエンカミーノは、当初「ブエンカミーノサ」と伝えられてきました。ピアノ曲『Marigayan Bati(Birthday Greeting)』に書かれている作曲者名は、確かに「Buencaminosa」とも読めます(写真)。しかしインターネットなどでいろいろ調べても、その人名では何もヒットしませんでした。
 ある時ふと「Buencamino」で調べると、ぞくぞくといろいろなデータがヒットするではありませんか。じゃあ最後の「サ」はなんなのか、スペイン語の活用形なのか、なぞは深まるばかり。そこで某トロンボニストが来日中のフィリピン文化センター・プレジデントのラウル・スニーコ氏に直接確認したところ、なんとなんと最後の文字は「sa」でなくて「Jr」だとのこと。つまりブエンカミーノ2世なのでありましたとさ。


二人のフランシスコ:F.サンティアゴとF.ブエンカミーノ http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20130123/1358950037


Francisco Buencamino [HIMIG: The Filipino Music Collection of FHL]
http://www.himig.com.ph/features/35-francisco-buencamino