今日は平川先生が石田作品をじっくりとやったあと、『By the Hillside』を再び。帰りの車を運転しながらおじさん曰く「これはフォーレだ、フォーレのペレアスとメリザンド!」
ということで帰宅してからジャン・フルネ指揮オランダ放送フィル演奏のCDを聴きました(写真右=DENON CO3675)。確かに音楽の端々にBy the Hillsideが見え隠れします。フォーレ(1845-1924)の『ペレアスとメリザンド』は、メーテルリンクの戯曲が1898年に初演された際に付随音楽として作曲されたもの。
ペレメリと言えばドビュッシー(1862-1918)のオペラ(1902年初演)も有名なので、こちらのCDもかけてみました(写真左=アバド指揮ウィーンフィル、POCG1518/9)。最初の森の場面はワーグナーのジークフリートに出てくる「森のささやき」そっくり。ドビュッシーもワグネリアンでした。ダンディもそうだし、フランスの作曲家もずいぶんワーグナーに影響をうけているのがよくわかります。