ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

雑誌『詩と音楽』創刊号が届きました

 先週日本近代音楽館でお目にかかったLさんが、雑誌『詩と音楽』の創刊号(1938年)を貸してくださいました。今日郵便で届いたので早速開けてみると、城左門『もう直き春になるだらう』の詩があり、巻末には山田和男作曲の楽譜がついています。それだけでも嬉しいのですが、巻頭の「ポム・クラブのこと」という一文は深井史郎だし、目次をみただけでわくわくする内容でした。1938年(昭和13)という時期に何人もの詩人たちと作曲家たちがこういう創造活動をしていたこと、それを出版する音楽文化協会という団体があったこと、どれも驚きでした。詳細はまた別途書いてみるつもりです。