ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2011-02-19の練習日記

 阿部真也先生の練習はドーソンの第1楽章"The bond of Africa"からゆっくり進みました。オーケストレーションの細部までよくわかり、これまでと全く違った曲の印象。第2楽章"Hope in the night"はもともとゆっくりのテンポなので、指定どおりの速さで。冒頭のコールアングレ、なかなか決まっていました。第3楽章"O le' me shine, shine like a morning star!"もゆっくり練習してみると、各パートのからみあいがなるほどよくわかりました。うまくいくと先生から"Good!"がでました。
 一番最後の2小節は、四分休符の後で八分音符で全員がドドソソ!(写真)。ここを阿部先生は電車の中でどう振ろうか何度も練習し、はっと気がつくとまわりの視線が集中していて……とのことでした。家での会話ではこの終わり方はなんとなく大澤壽人に似ているね、という話になりました。大澤の『神風協奏曲』も第3楽章の終わりは飛行機がさあっとやってきてあっという間に終ります。