ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

奥田恵二『「アメリカ音楽」の誕生』目次(1)

 1月に入手して読んだ『「アメリカ音楽」の誕生』の目次詳細その1です。写真は「アメリカ先住民の月食の踊り」から(p18)。

アメリカ音楽」の誕生 : 社会・文化の変容の中で / 奥田恵二
  河出書房新社, 2005
  305p ; 22 cm
  目次:

第1章 アメリカ先住民たちの音楽……11
  一四九二年
  音楽的価値観の相違
  音楽には物を動かす力があると信じられていた
  先住民音楽に共通な特色
  「ゴースト・ダンス」
  先住民音楽とクラシック音楽

第2章 植民時代の音楽:一七世紀初頭から一八世紀末期まで……21
  最初の移住者たちの音楽
  ピルグリムズとピューリタンズの音楽
  新大陸で初めて出版された書物『ベイ詩篇書』
  統制社会の中の「運命予定説」
  自由な歌い方を求めて
  節度のある歌い方を求めて
  ピューリタン主義の軟化
  シンギング・スクールの発生
  異端児ウィリアム・ビリングズ
  フューギング・テューンの流行
  権威からの離反

第3章 一八世紀の世俗音楽……39
  アメリカ大陸最初の有料演奏会
  音楽劇の登場
  聖セシリア協会
  独立戦争後に波に乗り始めた演奏会活動
  外来音楽家の活躍
  当時の鍵盤音楽
  愛国歌の流行(『ヤンキー・ドゥードゥル』)
  『トレントンの戦い』
  「ジェントルマン・アマチュア」たち
  多才なベンジャミン・フランクリン
  もう一人のジェントルマン・アマチュア
  一八世紀の楽器
  蒔かれた音楽の種