ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2011-01-15の練習日記

 まずドヴォルジャークの3楽章と1楽章を丁寧に復習。先週いなかったコントラバスが加わったので、1楽章冒頭のビオラとバスの下降音形をとりだして練習したりしました。その後はいよいよ日本初演のドーソンの交響曲です。1楽章と2楽章の途中までなんとかいきましたが、随所に『新世界』に通じる音楽を感じる事ができました。アフリカ風なのか3拍子系の特徴的なリズムも現れたりします。また2楽章のビオラのピチカートのところに「バンジョースタイルで」という指定がありました(写真)。バンジョーは音楽辞典に下記のように説明があります。

バンジョー banjo〔米〕 アメリカの楽器で、ジャズや民俗音楽に使われるギターの一種。棹は長く、円形の胴の表板には羊などの皮が張られ、裏板はない。4-9弦のものまであるが、通常5、6弦でガット弦の場合は手指で、金属弦の場合は義甲で奏する。アラビアかヨーロッパのギターがアフリカにはいり変形し、さらに黒人がアメリカにもたらしたと思われる。種類は、テナー・バンジョー、チター・バンジョー、バンジョリンなど。


『新音楽辞典 楽語』(音楽之友社、1977)p460より編集