ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2010-06-19の練習日記

弦楽器と管楽器に分かれての練習でした。隣の某ビオリストは「後ろにブブゼラ…じゃなかった、金管楽器がいないので逆に弾けてないのがよくわかってしまうに違いない。」とつぶやいていました。最初に『大陸の歌』の第3楽章をやり、次に『平和への祈り』の第3楽章。弦楽器が何パートにも分かれて音の波を形作るところを、分解して練習しました。「ゆっくりやってもできないところは、速くなってもできません」とトレーナー氏。何度も言われることですが、全くそのとおりです。
続いて第5楽章。フーガのところは四分音符+八分音符の三連符が延々と続くのですが(写真)、トレーナー氏に言わせると「全体に(八分音符が)ずーっと右よりになっていて、付点四分音符と八分音符に聴こえます。」そりゃ私たち「右より」って言われてもなあ……と苦笑。そんなこんなで充実した練習の最後にトレーナー氏曰く「音程ですが、みなさん大人なんだからもうすこし(ちゃんと弾きましょうね)……」とおっしゃり、一同爆笑。いや、笑っている場合ではありません。