ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2010-03-06の練習日記

『月』の第一曲目では、突然鳥の鳴き声が響き渡りました。「鳥笛」の音で、打楽器奏者が吹いています。打楽器奏者はそのほかにも「竹」をたたいたり、「ムチ」をはたいたり、「銃」を撃ったり、「軍靴」を鳴り響かせたりします。写真は練習用の「竹」で、本番ではもっと大きいものを使う予定です。なお「軍靴」は『広辞苑』でも『日本語大辞典』でも「ぐんか」ですが、いまどきの人は「ぐんくつ」と言わないと通じないみたいです。(私だって本物を知ってるわけではありません。平和な世の中であります。)
『オルフェ』では最初に第三場で「光の子供たち」の合唱と合わせました。子供たちのさわやかな声に会場が満たされて幸せな気分でした。歌詞のさわりは次のとおりです。

このせかいをばらにかえた
このせかいをおかしにした
勇敢な人たちなのよ
ルルル ルルル
その人たちは、戦争や不幸と
勇気を出して戦ったのよ