ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

マニラ演奏会チケット情報

2月8日と9日のマニラ公演のチケット情報です。 チケットのお求めは: CCP box office: Tel 832-3704 TICHET WORLD: Tel +632 839-9999 価格: Ticket prices for Orchestra concert 2/9: Orchestra Center/ Parterre Box P1500 Orchestra Sides/ Lower Box P…

チラシ発送作業

今日はマニラで配布予定のチラシの発送作業をやりました。午後2時から開始のはずが、大雪のため肝心のチラシが時間通り届かないというハプニング。4時もだいぶまわったころにやっと届き、折ったり宛名ラベルを封筒に貼ったりなんだかんだと午後8時ころまでか…

Buenaventura "By the Hillside"

ブエナヴェンツラ(Antonino Buenaventura, 1904-1996)の"By the Hillside"(丘の麓で)の作曲年ですが、『20世紀のアジアの作曲家たち』には1941年と書いてありましたが、1947年という情報もあるようです。どちらが正しいのかすぐには確かめられませんが、…

2013-01-12の練習日記

フィリピンの作品"By the Hillside"(丘の麓で)をじっくり練習しました。この曲は1941年の作曲ですが、同じ年の曲はたとえば深井史郎『大陸の歌』、早坂文雄『左方の舞右方の舞』、高田三郎『山形民謡によるバラード』など。作曲者ブエナヴェンツラ(Antoni…

石井眞木『西の響き・東の響き』目次

石井眞木先生の本です。本文は日本語・ドイツ語・英語が併記されています。そして数々の写真と楽譜がちりばめられています。 西の響き・東の響き 石井真木の音楽-二つの音世界からの創造 / 石井眞木編著 東京 : 音楽之友社, 1997 279p ; 31cm 目次: 序 / 石…

『日本を愛したユダヤ人ピアニスト レオ・シロタ』目次

年末に憲法起草に関わったベアテ・シロタ・ゴードンさん(1923-2012)の訃報に接し、父上のレオ・シロタ氏(1885-1965)についての本を書棚から取り出してきました。目次を載せておきます。あとがきによると、「ベアテ・シロタ・ゴードン氏は史料を提供して…

アントニノ・ブェナヴェンツラ

"By the Hillside"(丘の麓で)の作曲者アントニノ・ブェナヴェンツラ(Antonino Buenaventura)について、『20世紀のアジアの作曲家たち』の記述を抜粋します。 アントニノ・ブェナヴェンツラ(1904-1994[1996]) 国民芸術家であるアントニノ・ブェナヴェン…

『20世紀のアジアの作曲家たち』目次

《古楽同源・新楽共創的私的新聞 その1》にも載っていましたが、日本作曲家協議会が2002年に出した『20世紀のアジアの作曲家たち』にフィリピンの作曲家についての記述もあったので、目次を載せておきます。今回演奏する"By the Hillside"(丘の麓で)の作…

2013-01-06の練習日記、あるいは『バナナと日本人』

新年最初の練習は下野マエストロの棒で、『タプカーラ』『フィリピン民謡交響曲』、そして『祇王』でした。良く知っている曲も初めての曲も、マエストロの見事な指揮のもとに新しい様相で次々と形作られていきます。今日は団員コンサートマスターが着物姿で…

フィリピン公演の案内がManila Bulletinに載りました

ニッポニカフィリピン公演の情報が、Manila Bulletinのサイトに1月5日付で載りました。 Concerts Mark Japan, Philippine Friendship By ELLSON A. QUISMORIO January 5, 2013, 7:11pm http://www.mb.com.ph/articles/388441/concerts-mark-japan-philippine…

伊福部昭『シンフォニア・タプカーラ』と三浦淳史

『シンフォニア・タプカーラ』は伊福部昭の札幌二中からの友人である三浦淳史(1913-1997)に捧げられています。中学時代の二人の交流を伊福部は次のように述べています。(音更(オトフケ)は伊福部の父が村長をしていた十勝地方の村。シアンルルーとは十勝平…

伊福部昭『音楽入門』(1985年改訂版)掲載楽譜

伊福部先生の『音楽入門』、1985年版も持っていたので開いたところ、新装版には無い楽譜の写真が2枚冒頭に掲載され、それぞれ次のように説明がつけられていました。 1枚目の写真: 1978年秋、ヴァイオリン・コンチェルト第二番の手稿、翌年3月7日、チェッコ…

伊福部昭年譜(1914〜2006)

西暦(和暦)できごと 伊福部昭年譜(年齢) 1914(大3) 5/31釧路町幣舞に生まれる 1920(大9) 札幌に転居(6) 1923(大12)関東大震災 父の村長就任に伴い音更村に転居。この頃より独学でヴァイオリンやギターを始める(9) 1926(昭1)近衛秀麿、新交響楽団を組織 札幌…

伊福部昭『音楽入門』(2003年新装版)目次

伊福部先生が東京藝術大学音楽学部作曲家講師を務めていらした1951年の著作。1985年に改訂版が出版され、更に新装版が2003年に刊行された。片山杜秀氏の解説からの引用「十二音以後の戦後前衛音楽にあっては、リズミックなくりかえしは人類を野蛮に退化させ…