ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

石井眞木とTOKKアンサンブル

 石井眞木先生の関わった音楽活動の紹介その1、年譜から「TOKKアンサンブル」に関する記述を抜粋しました。

石井眞木年譜(音楽歴)
1971(S46)35歳:1月 東京音楽企画研究所(TOKK)設立、副所長に就任(所長:入野義朗)。
1973(S48)37歳:9月 「TOKKアンサンブル」、「聲明」、「平家琵琶」欧米公演旅行(イラン、ポーランド、西ドイツ、フランス、カナダ、アメリカ)を行う(日本の新しい作品を海外に紹介することを目標に伝統楽器と西洋楽器の混成による10名前後の「TOKKアンサンブル」を入野義朗と結成。そのほかに聲明[青木融光大僧正]ほか僧侶20名、平家琵琶[井野川検校]も加えた公演団を入野義朗と共に引率した。とくに「聲明」、「平家琵琶」は史上初の海外公演)。
1975(S50)39歳:11月 「TOKKアンサンブル」を入野義朗と引率し、東南アジア公演旅行(主催:国際交流基金/香港、マニラ、シンガポール、クアラルンプール、ペナン、ジャカルタ)を行う。
1976(S51)40歳:9月 「TOKKアンサンブル」を引率し、イラン、東・西欧公演旅行(イラン、イギリス、ポーランド、西ドイツ、フランス、オランダ、チェコスロヴァキアスウェーデン)を行う。
1978(S53)42歳:7月 「TOKKアンサンブル」を引率し、南米・米公演旅行(リオデジャネイロ、サルバドール、サンパウロ、タングルウッド、ニューヨーク)を行う。

出典:石井眞木編著『石井眞木の音楽 : 西の響き・東の響き : 二つの音世界からの創造』(音楽之友社、1997)