先日から満鉄(南満州鉄道)の歴史をたどった本を読み始めました。だいぶ前に入手しながらそのままになっていたものです。
満鉄全史:「国策会社」の全貌 / 加藤聖文
講談社, 2006
266p ; 19cm
内容: プロローグ-「国策会社」満鉄とは何だったのか
第1章 国策会社満鉄の誕生
1 満鉄創立
2 政党の浸透
3 国策会社としての使命の拡大
第2章 「国策」をめぐる相克
1 松岡洋右と国家改造
2 山本条太郎と満鉄中興の時代
3 日本の「満州」・中国の「東北」
第3章 使命の終わりと新たな「国策」
1 満州事変と満鉄の転換
2 蜜月の終わり
3 国策会社の凋落
終章 国策会社満鉄と戦後日本
1 満鉄の終焉
2 満鉄の「戦後」
エピローグ-現代日本にとっての満鉄
参考文献
あとがき
年表
歴代満鉄首脳陣人事一覧
南満州鉄道株式会社組織一覧
索引
参考 http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/6043131.html:Title=WebcatPlusのデータ
著者の加藤聖文さんは、一昨年のアーカイブズ・カレッジで近現代資料について講義してくださった若き研究者です。先週あたりもアメリカの公文書館で占領期の史料を発見した事が新聞で報じられていました。