ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

山田和男『呪縛』

10月の演奏会でやる山田和男『呪縛』のスコアの表紙(写真)には、『三景よりなるバレー音楽 呪縛【印度】Op.13 山田和男作品 3月,1940』と書かれています。組曲はこの中から4つの部分を取り出して構成されているのですが、パート譜はそろっているものの組曲…

ルンビニ

先日不思議なお寺を見てきたので、ふと買いおいてあった岩波新書の『仏教』を読んでしまった。 生まれてからずっと仏教の儀式を経てきているのに、知らないことのほうが多いことがよくわかった。たとえば仏陀の生誕地はインド北部(現在はネパール)のルンビ…

日本近代音楽館が明治学院大学の車内広告に掲載

毎日乗っている地下鉄南北線の車内広告には、明治学院大学が毎月「MG News」を掲載しています。今月のNewsを見ると、「明治学院大学図書館付属日本近代音楽館 5月26日公開開始」という写真付の記事がありました。大学のサイトにも下記の通り同じものがありま…

ニッポニカ第20回演奏会

ニッポニカのウェブサイトに次回演奏会の案内が載りました。ブログのヘッダーも改定しました。次回は山田一雄没後20年を記念して、山田先生の種々の交響作品を取り上げます。指揮は田中良和先生、ソプラノ独唱はご長女の山田英津子さんです。いつものマチネ…

中世のお寺

目黒線の不動前駅で降りて目黒不動に初めて行ってみました。なかなか奥深く立派な不動尊でびっくり。その上帰り道にあったお寺にふっと立ち寄ると、ヒマラヤ仏教とかの文字が見え、入り口には狛犬ならぬライオン像が(写真)。道の両側には江戸時代の墓碑が…

山下洋輔と紙恭輔、あるいは音楽家の交遊

今月の日本経済新聞「私の履歴書」はジャズピアニストの山下洋輔さん。昨日(6/5)の記事の中に、「日本のジャズや映画音楽の開拓者の紙恭輔さん」の名前が登場しました。直接会ったのではないようですが、紙恭輔の名前が当時とどろいていたことは伝わってき…

2011-06-04の練習日記

山田和男『日本の歌』を初めて練習しました。この曲は最初1944年に作曲され、その後いくつか作られた版のうち、今回は1959年のものを演奏します。山田先生はこの年に姓名学に基づき「夏精」と改名されました。この『日本の歌』1959年版のスコアには、「山田…

2011-06-04の予定

指導:柴山先生 場所:T-West(要譜面台) 時間:18:15〜20:00 運命1→2→3→4 20:15〜21:15 日本の歌(譜読み) 写真は夏みかんの葉っぱを食べるはらぺこあおむし。

芥川也寸志『交響三章』の舞台初演

1948年に放送初演された『交響三章』ですが、舞台初演の記録をN響の『フィルハーモニー』から抜粋しました。いっしょに演奏されたのはシューマンのピアノ協奏曲と、チャイコフスキーの第4番でした。 1950.10.26 THU, 18:00 1950.10.27 FRI, 18:00 Tokyo/Chiy…

新交響楽団第138回演奏会(演奏会プログラム)

芥川也寸志『交響三章』を次に演奏したのは作曲者没後の1992−93年の冬でした。11月に合宿先の鹿島にある清真学園での演奏会と、東京駅エキ・コン、1月に138回演奏会、2月には田園ホール・エローラでも『交響三章』を演奏しました。 ◆書誌データ 新交響楽団第…

新交響楽団第85回演奏会(演奏会プログラム)

芥川也寸志『交響三章』を新響が初めて演奏したコンサート。 ◆書誌データ 新交響楽団第85回演奏会 新交響楽団, 1979.8.4 [4]p ; 26cm 注記: 演奏会プログラム ; 日時・会場: 1979年8月4日(土)19:00開演・東京文化会館(東京・台東区) ; 曲目: 交響三章 / 芥川…