ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

東京クヮルテット

 4月3日の日経新聞文化欄に「さらば東京クヮルテット:世界を駆け抜けた44年、自ら幕を引き次の夢へ」という記事が載りました。著者は東京クヮルテットのヴィオラ奏者、磯村和英さん。1969年にジュリアード音楽院に留学していた4人の日本人で結成され、以来ニューヨークを拠点に世界中で公演を重ね、現在最後のツアー中とのこと。メンバーは入れ替わりがあって、最初からかわらないのは磯村さんだけだそうです。紙面に写っていた最初のメンバーによる1974年のLPが拙宅にあったので早速聴いてみたところ、若さあふれる瑞々しい演奏が流れてきました。第一ヴァイオリンの原田幸一郎さんには、指揮者として伊福部先生の『交響譚詩』と『シンフォニア・タプカーラ』を振っていただいたことがあります。


伊福部昭傘寿記念3》『交響譚詩』(演奏会プログラム)http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20100607/1275911180
伊福部昭傘寿記念5》『シンフォニア・タプカーラ』(演奏会プログラム)http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20100827/1282911360