ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2015-01-01から1年間の記事一覧

手塚治虫のマンガとアニメの世界

9月にニッポニカが出演する演奏会です。 オーケストラと映像で描く 手塚治虫のマンガとアニメの世界 2015年9月22日(火・祝)14:00〜プレトーク 14:30開演 東京芸術劇場コンサートホール(東京池袋) プレトーク:手塚漫画に関わった人々の証言(作曲家:高井達…

真夏の第九・こうとう2015

阿部加奈子さん指揮の第九の演奏会です。 真夏の第九 こうとう2015 2015年8月1日(土)15:00開演 ティアラこうとう 大ホール 指揮:阿部加奈子 演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 ソプラノ:馬原裕子、メゾソプラノ:富岡明子、テノール:大槻孝…

中国作品展 : 新交響楽団第115回演奏会(演奏会プログラム)

1987年に中国から作曲家の朱践耳先生と、Vnソリストを招いて開催したコンサート。 中国作品展 : 新交響楽団第115回演奏会 新交響楽団 1987.4.5 [24]p ; 30cm 注記: 演奏会プログラム ; 日時・会場: 1987年4月5日(日)14時開演・東京文化会館大ホール(東京・台…

東京音楽大学付属図書館『ライブラリーレポート』第2号

ニッポニカ・アーカイヴを設置している東京音楽大学付属図書館の『ライブラリーレポート』第2号に、楽譜シンポジウムの記事が載っています。他の2つの記事も充実していました。 ライブラリーレポート. 第2号 / 東京音楽大学付属図書館編 東京 : 東京音楽大学…

ヨシポヴィッチ『ピアノのためのプレリュード:ガラス玉演戯』

日本クロアチア音楽協会のサロンコンサートで、イヴォ・ヨシポヴィッチ『ピアノのためのプレリュード』を聴きました。副題に『ガラス玉演戯』とあり、どこかで見たと思っていたら、ヘルマン・ヘッセの小説とのこと。頭の中が一瞬40年前にさかのぼり、独文科…

東京音楽大学図書館展示「戦後70年:平和を祈る」

東京音楽大学図書館では、今年2015年が戦後70年に当たるのを機に、関連資料を集めて展示コーナーを設けています。所蔵している書籍、楽譜、CD、DVDから関連の物を抽出し、書籍は更に「戦争と音楽」「戦時下の音楽・芸術・文化」「音楽家の戦時体験」などのテ…

女声合唱団コール・ジューン演奏会

ニッポニカと何度も共演しているコール・ジューンのコンサートです。伊福部昭『因幡万葉の歌 五首』もあります。 ♪Chor June Concert 2015 日時:2015年6月28日(日)14:00開演(13:30開場) 場所:第一生命ホール(晴海トリトンスクエア内/大江戸線「勝どき駅…

NHK-FM「クラシックの迷宮」で別宮貞雄『大男の庭』

録音しておいた片山杜秀さんの「クラシックの迷宮」、別宮貞雄の『大男の庭』は大変興味深い作品でした。原作オスカー・ワイルド『The selfish Giant』で台本は岩田宏。庭を塀で囲み外界から遮断する大男、1962年の作品と聞けば前年に造られたベルリンの壁を…

芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサート

芥川也寸志(1925-1989)の映画音楽を始めとしたコンサートです。 芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサート 2015年5月31日(日) 14時開演 きゅりあん(品川区立総合区民会館、JR 大井町駅徒歩1分) 大ホール 【曲目】 ◆映画「八甲田山」組曲(1977) 第1回…

ニッポニカ第27回演奏会プログラム

第27回演奏会のプログラム冊子の内容です。4人の作曲家それぞれの1958年当時の写真を掲載することができました。また芥川スペシャルページにも多くの写真が載っています。 1958年の交響作品撰:オーケストラ・ニッポニカ第27回演奏会 オーケストラ・ニッポニ…

第27回演奏会終わりました

1958年の交響作品4曲の演奏会が終わりました。練習が始まったころは芥川作品以外は全くなじみがありませんでしたが、今はどの曲もいとおしく、余韻にひたっております。演奏を積み重ねて初めて見えてくるもの、聴こえてくるものがあることをつくづく感じまし…

日フィル定期矢代秋雄『交響曲』ほか

昨日は日フィルで下野竜也指揮の矢代『交響曲』を聴きました。曲の構成や楽器のかみ合わせなど様々な示唆を得ることができました。本日も同じプログラムで14時開演です。 第670回東京定期演奏会<春季> 〔日本フィルハーモニー交響楽団〕 2015年 5月 15日(…

芥川也寸志『音楽の基礎』改版

芥川也寸志の著作の一つ、岩波新書の『音楽の基礎』の改版がでています。この本は1971年の初版以来62刷を重ねているロングセラーでしたが、今年2015年2月に文字を大きくして読みやすくなった63刷改版が発行されました。手に取ってみると確かに譜例の図版も少…

アルト記号戦士たちによる中提琴の世界(プログラム)

先日のコンサート、すばらしくおもしろかったのでプログラムを載せておきます。阿部真也さんの曲目解説、伴野剛さんの野平先生についてのお話も示唆に富む内容でした。いっしょに聴いたビオラ族と夜の練習会場へ向かいましたが、「いい演奏を聴くと自分も上…

アルト記号戦士たちによる中提琴の世界

明日はこちらのコンサート。お世話になった阿部真也さん、伴野剛さんが出演されます。野平先生の編曲もあり。 Afternoon Consert : アルト記号戦士たちによる中提琴の世界 2015年5月10日(日)14時 会場:ラ リールhttp://www.lalyre.jp/page2.html プログラ…

芥川也寸志とメシアン

芥川也寸志が1956年前後にメシアンについて語った言葉。 メシアン(O.Messiaen 1908〜)という現代フランスの作曲家は、複雑なインドのリズムに暗示を得て、まったく新しい形の音楽を書いています。東洋には古くからあったこういう不規則なリズムが、合理的…