ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2010-07-14から1日間の記事一覧

大木惇夫『緑地ありや』第10章

新鮮な大気と自然豊かな小田原に移転して、大木も恵子もめきめき元気になっていきました。二人の住まいは様ざまな芸術家達の溜まり場になり、談論風発の日々が続きました。ある日博文館の同僚が小田原に住む北原白秋に詩を依頼しにやってきて、大木も同行し…

日本の交響作品撰集 1927-1946(演奏会プログラム)

山田和男『交響的木曾』をニッポニカが演奏したのは2008年、選りすぐりの個性豊かな6曲を取り上げた演奏会でした。深井史郎『ジャワの唄声』は、文字通りジャワに取材した音楽と深井の親しんでいたフランス音楽のるつぼのような曲です。橋本國彦『感傷的諧謔…