2010-01-31 2010-01-30の練習日記 練習 『ヒロシマのオルフェ』第一場の鏡の場面、弦楽器の四分音の上下がまたひっかかりました。中年の娼婦(実は巫女)の台詞は「あんたは手鏡をうけとった。あんたは街灯のそばに歩いていく。あんたは、包帯をといている。あんたは覗く!」と続きます。ここで異界への入り口としての鏡に、作曲家は四分音のゆがんだ響きを添えているのです。しかしそれがどうしてもきれいに揃ってしまうのはなぜでしょうね。