ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

矢代秋雄『チェロ協奏曲』演奏会(2018年6月11日)

 7月1日のニッポニカ第33回演奏会で取り上げる矢代秋雄のチェロ協奏曲を、直前に都響が演奏します。都響の公演記録を「矢代秋雄」で検索してみたところ、矢代のピアノ協奏曲などは何回か取り上げていますが、チェロ協奏曲は今回が初めてのようです。

東京都交響楽団第858回定期演奏会Aシリーズ

■日時・会場:2018年6月11日(月)19:00開演(18:20開場)東京文化会館

■出演:オレグ・カエターニ(指揮)、宮田大(チェロ)

■曲目:

■聴きどころ:
端然とした指揮ながら驚くほどダイナミックなサウンドを作り出すカエターニにふさわしい、引き締まったシンフォニックプログラムです。古典派交響曲の最高峰ベートーヴェン5番、特有の歌謡性と爽やかな疾走感のシューベルト3番、そして戦後日本を代表する作曲家の一人、矢代秋雄の傑作チェロ協奏曲。いずれも無駄のないフォルムと純粋で深い音楽世界を持つ名曲ぞろい。中でもカエターニが愛してやまない矢代作品は、厳格に選ばれ極限まで練磨された音だけが鳴り響く、まるで匠によって鍛えられた名刀を思わせる逸品。名チェリスト宮田大を独奏に迎えて、改めてこの曲の真価を味わえる機会となるでしょう。

■チケット:S=\7,000, A=\6,000, B=\5,000, C=\4,000, Ex=\2,700

https://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/detail.php?id=3133&year=2018&month=6