ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2013-06-30の練習日記、あるいは民族音楽研究所

 きのうの練習では曲の中で声を出す部分の練習のために、ヴォイストレーニングがありました。指導してくださった甲田潤先生は、ニッポニカが何度も共演している女声合唱団Chor Juneおよびすみだ少年少女合唱団を長年指導されています。ほんの10分間ほどでしたが、みんなの声がみるみる出てくるようになってびっくり。その後に曲を練習した時もきっちりその成果がでていました。
 その甲田先生が今日の東京新聞20面「地域の情報」に登場! 東京音楽大学付属民族音楽研究所の専任研究員として、世界中の民族楽器を集め学生や社会人とその演奏を続けてらっしゃることが紹介されていました。1975年に研究所を開設したのが伊福部昭先生であることももちろん記事に書かれていました。

 研究所は、映画「ゴジラ」の音楽を担当し、後に東京音大の学長になる作曲家の故伊福部昭氏らが75年に開設。音楽大の学生のほとんどがクラシックなどなどの西洋音楽を学ぶ中、北海道出身の伊福部氏が影響を受けたアイヌ音楽などの研究を掲げた。アジアなど近隣諸民族の音楽を調査することで、「音楽の世界での日本の立ち位置を知る」ことを目的とする。
(出典:東京新聞 2013年7月1日20面 東京音楽大民族音楽研究所:近隣民族の音 生かす)

東京音楽大学付属民族音楽研究所 http://www.tokyo-ongakudaigaku.jp/minzokuongaku/
Chor June Homepage http://chorjune.jimdo.com/