日本近代音楽館より、館報終刊号が送られてきました。ニッポニカは2002年の創立以来ひとかたならぬお世話になってきただけに、感慨無量です。ニッポニカも協力した「日本の管弦楽作品演奏用楽譜所在調査」の完成報告も載っていました。また付録として『館報』の主要記事索引と、「特別展一覧」がついていました。詳細を下記に載せておきます。なお同館は3月末日を以て閉館し、4月より全蔵書・資料の移管準備開始、夏には明治学院大学図書館への搬出を完了する予定とのこと。そして2011年5月より同図書館での資料公開が予定されています。
◆書誌データ
日本近代音楽館. 終刊号（通号41号）
日本近代音楽財団日本近代音楽館, 2010.3.20
8p ; 26cm + 付録 (4p+1枚)
注記: 欄外のタイトル: 日本近代音楽館館報 ; 英文タイトル: Documentation Centre for Modern Japanese Music ; ISSN: 0915-2164
内容: 日本近代音楽館閉館にあたって / 遠山一行 ; 閉館にあたり / 皆川達夫 ; 日本近代音楽館閉館のおしらせ ; 父と過ごした向ヶ岡彌生町の家 / 木村ますみ ; 大好きな父 / 山田日沙 ; 抄録 新聞記事にみる日本の洋楽・明治篇 : ジャパン・ウィークリー・メイル(15) ; 受贈報告 ; 文庫・コレクション一覧 ; 年表・日本近代音楽館 ; 日本近代音楽館歴代委員 ; 「柳兼子資料」、日本民藝館へ ; 「日本の管弦楽作品演奏用楽譜所在調査」完成 ; 日本音楽学会「日本の音楽資料」調査 ; 近代音楽館日誌から : 2009.7〜2010.2 ; 編集後記
付録内容: 館報『日本近代音楽館』主要記事索引 : 全41号 : 1988.12〜2010.3 ; 特別展一覧 : 1987.11〜2005.11
