11月10日の舘野泉ピアノリサイタルに行こうと思ったので、以前友人が貸してくれてそのままになっていた舘野泉『ひまわりの海』(求龍堂、2004)を読み始めました。最初からひまわり畑に覆われたセヴラックの世界が描かれ、あっというまに引き込まれてしまいました。
西欧の音楽のことばかりと思っていたら、伊福部昭作曲『ピアノと管弦楽のための協奏的交響曲』(1941)の蘇演の話がでてきたのでびっくり。蘇演についての伊福部先生の言葉も添えてありました。
この本は求龍堂の出版だけあってとても綺麗に作られていて、著者の撮った写真も随所に掲載されています。