ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

山田和男『おほむたから』を聴きました

 サントリー芸術財団主催のサマーフェスティバル2017で、昨日『おほむたから』を聴きました。下野竜也指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の力演でした。プログラム冊子の『おほむたから』曲目解説の最後に、「使用楽譜:東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ・コレクション」と明記されていました(写真)。他の3曲も見事な演奏で、特に伊福部作品は小山実稚恵の演奏が光り、ピアノ独奏のアンコールは伊福部昭『日本組曲』より『七夕』が演奏されました。終演は17時40分でした。

サントリー芸術財団サマーフェスティバル2017
ザ・プロデューサー・シリーズ
片山杜秀がひらく<日本再発見>
再発見“戦中日本のリアリズム”―アジア主義・日本主義・機械主義―
2017年9月10日(日)15:00 サントリーホール大ホール

  • 尾高尚忠(1911-51):交響的幻想曲《草原》Op.19(1943)
  • 山田一雄(1912-91):おほむたから(大みたから)Op. 20(1944)
  • 伊福部 昭(1914-2006):ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲*(1941)
  • 諸井三郎(1903-77):交響曲第3番(1944)

指揮=下野竜也
ピアノ=小山実稚恵*
管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団
http://www.suntory.co.jp/sfa/music/summer/2017/producer.html#program04

※本公演のブログラム冊子では、山田和男の表記は「山田一雄」に統一されています。
★ブログ子の『おほむたから』演奏歴

★ブログ子の諸井三郎『交響曲第3番』演奏歴