ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

ピッツェッティ『交響曲イ調』再演のプログラム

 ピッツェッティ作品は1940年の初演以来、日本国内では1回しか再演されていません。そのプログラム冊子を日本近代音楽館で閲覧してきました。巻頭のイタリア大使および日伊協会常務理事の言葉によると、この演奏会はイタリアから着任した指揮者レオーネ氏の来日を記念してプログラムが組まれたそうです。曲目解説の内容は、初演時の解説を踏襲したものでした。

東京フィルハーモニー交響楽団第48回定期演奏会
 1959年1月12日(月)午後6時半 日比谷公会堂
 指揮 アルベルト・レオーネ
 後援 日伊協会
プログラム:

  • 喜歌劇「セビリアの理髪師」序曲 / ロッシーニ
  • 組曲「鳥」 / レスピーギ
    1.前奏曲
    2.はと
    3.めんどり
    4.うぐいす
    5.かっこう
  • 歌劇「ラ・ワルーリー」より / カタラーニ
    1.接吻のワルツ
    2.夜
    3.四幕への前奏曲
  • 交響曲イ長調紀元2600年祝典曲) / ピッツェッティ
    第一楽章 アンダンテ,ノン トロッポ―ソステヌート マ テソ
    第二楽章 アンダンテ トランクィッロ
    第三楽章 ラピド
    第四楽章 アンダンテ ファティコーソ エ ペザンテ

目次
メッセージ …2
最近の演奏活動御紹介 …8
Program …12
曲目解説 / 牛山充 …15
新常任指揮者の横顔 …23
あとがき …24

ピッツェッティの作品の演奏歴 http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20160106/1452085747
ピッツェッティ『交響曲イ調』解説 http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20160105/1451996854