ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

アーニーパイル劇場

 安部幸明が作曲の仕事をしていたアーニーパイル劇場ではどんな公演が行われていたのでしょうか。「早稲田大学演劇博物館 デジタル・アーカイブ・コレクション」を「アーニーパイル」で検索すると、37件ヒットしました。
http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html

 そのひとつは「アーニーパイル舞踊団」の公演で、浅草にあった国際劇場でおこなわれたものでした。アーニーパイル劇場付きの舞踊団があったのですね。

 残りの36件は「伊藤熹朔舞台装置図 デジタル画像データベース」にあったものでした。詳細画面をみると、アーニーパイル劇場における1946年から1950年にかけての36公演の舞台装置の画像が並んでいました。画像をクリックするとそれぞれの詳細画面が出てきました。このうちの初期のいくつかは安部幸明も関わったのかもしれません。
 このデータベースの概要はつぎのとおり。

演劇情報総合データベース デジタル・アーカイブ・コレクション
 演劇博物館が所蔵する国内外の演劇・映画に関する膨大な資料を、学術データベースとして順次公開しています。 一部のデータベースでは資料画像を表示することもできます。
 著作権・肖像権に配慮する必要があることから部分的に利用者制限を施してありますが、 特に制限の無いデータベースについては、営利目的を除いて自由に検索することができます。 ただし各データベースに含まれるすべての情報について、著作権法等により認められる場合を除き、無断での転載・転用はご遠慮下さい。

伊藤熹朔舞台装置図 デジタル画像データベース
 このデータベースは舞台装置家の伊藤熹朔(1899-1967)の遺した舞台装置図のうち、松竹大谷図書館と早稲田大学坪内博士記念演劇博物館の所蔵する全948点をデジタル撮影し作成されたものです。 なお、資料保存のため、原資料の閲覧サービスは行っておりません。

 細かなことはわかりませんが、劇場の雰囲気はなんとなく伝わってきました。それにしてもこのデータベース、いろいろなことがわかって便利です。写真は今朝のアサガオ


安部幸明自伝(その5)第4章 戦後の生活(1)http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20140728/1406544410