ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

『市民のオルガン:小船幸次郎と横浜交響楽団』

 チェレプニンを調べていたら、『市民のオルガン:小船幸次郎と横浜交響楽団』という本に行き当たりました。2007年にでたこの本、我が家の本棚にも1冊鎮座していました。600ページ近い立派な装丁のこの本の第1章に、1930年代に来日したチェレプニンについて7ページに渡り書かれていました。

市民のオルガン:小船幸次郎と横浜交響楽団 / 横浜交響楽団編著
 横浜 : 神奈川新聞社, 2007.06
 583p, 図版12枚 ; 22cm
 目次:
まえがき
序章 … 7
第1章 戦前 … 9
 10.作曲家として … 44
    1) チェレプニン … 50
第2章 戦中 … 200
第3章 戦後 … 253
第4章 県立音楽堂時代 … 318
第5章 新時代へ … 374
第6章 現在の横響 … 390
【資料編】 … 412

 口絵にもチェレプニンは登場し、チェレプニンエディションの一覧や、小船幸次郎が挿絵を描いた楽譜が掲載されていました。なお資料編には小船幸次郎の軌跡と横浜交響楽団の600回以上にわたる公演の記録などが丁寧にまとめられていました。
NDLサーチ:http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008727698-00