ショーソンの2楽章の終わりの方で、野平先生が金管パートだけ取り出して練習したところ、ワーグナーのリングにそっくり!思わず隣のおじさんビオラと前のお兄さんビオラと3人で顔を見合わせてニッコリしてしまいました。20年前だったら気が付かなかった。ワーグナーもたっぷり弾いてきたので体が覚えていました。
練習後の打ち上げには野平先生もいらしてみなで懇談。フランス歌曲の話がしばらく続いたあと、なぜかブラームスの『アルトのための二つの歌』が話題に。昔歌ったことがあるのを思い出しました。私が歌った2曲目の「聖なる子守歌」("Geistliches Wiegenlied")に使われている "Joseph, lieber Joseph mein!"は、信時潔の師であるゲオルグ・シューマンの歌曲からとられていることを昨年初めて知ったことも思い出しました。(Drei altdeutsche Lieder Op. 63, Nr. 1 Beim Kindelwiegen "Joseph, lieber Joseph mein!")いろいろなことが次々とつながっていきます。
2012-01-21の練習日記、あるいはブラームスの子守歌 http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20120122/
信時潔とその系譜(演奏会プログラム) http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20121123/