ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2013-04-13の練習日記、あるいはトムトムとタムタム

 石井眞木『交響的協奏曲』と『アフロ・コンチェルト』を練習。両方とも打楽器が重要なので、打楽器奏者がリズムをトムトム(写真)でたたいてくれました。変拍子がたくさんでてくるのでとてもよくわかり助かりました。アフロを2004年にやった時は打楽器が本番直前にしか加わらなかったので、どんな曲かイメージをつかむのが大変だったのを思い出します。
 トムトム(tom-tom)は円筒形の太鼓で、打楽器事典には「アメリカではタムタムと発音するが、銅鑼(どら)tam-tamと混同してはならない」と書いてありました。トムトムは8個がセットになったものもあるそうですが、打楽器奏者によると一つでもトムトム、三つ以上でもトムトムだそうです。銅鑼は二つあってもドラドラとは言いません(笑)。
 さてその銅鑼ですが、今回演奏する『ブラック・インテンションI』ではリコーダー奏者が途中で銅鑼をたたくことになっています。その調達をめぐってのメールのやりとり。

老団員:CとAの音程のものが良いのではないでしょうか?
若団員:ううむ、銅鑼で音程は聞き取れないですね…。高い、低い、とか音色の違い、と言う感じでしょうか。
老団員:ドとラです。