石井眞木『祇王』の楽譜が届いたので、さっそく音出し。トレーナーの四野見先生が巨大なスコアにびっくりされていましたが、眞木先生の曲のスコアはどれも巨大でした。弦楽器だけの練習でも石井ワールドがたちまち広がります。ソロは横笛だけでなく、ソプラノもはいり、その部分の伴奏の音型や響きがなんとも美しい。
後半は石田匡志さんの委嘱新作『交響曲第1番』。4つの楽章を切れ目なく続いて演奏するようになっています。鹿児島から上京された石田さんが練習に立ち会い(写真)、疑問点をあれこれ正しながら最後まで音を出しました。新しい作品が生まれる場に居合わせるはいつも楽しいです。