ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

大澤壽人交響作品 関西・東京連続演奏会(演奏会プログラム)

 2006年3月に大阪と東京で開催した演奏会のプログラム。大澤壽人情報が満載です。これ以降関西での大澤作品演奏にはめざましいものがあります。
 なお、3月12日の東京公演では、この年2月8日に亡くなられた伊福部昭先生を追悼して、先生の代表作『タプカーラ交響曲』の第2楽章を演奏会冒頭に演奏しました。
◆書誌データ

大澤壽人交響作品 関西・東京連続演奏会
 オーケストラ・ニッポニカ, 2006.3.4
 27p ; 26cm
 注記: 演奏会プログラム ; 日時・会場: 2006年3月4日(土)18時開演・いずみホール(大阪)「大澤壽人交響作品個展」, 3月12日(日)14時30分開演・紀尾井ホール(東京)「オーケストラ・ニッポニカ第9回演奏会:昭和九年の交響曲シリーズ<その2>」 ; 曲目:
 大澤壽人作曲
   交響曲第2番(1934)
   「“さくら”の声」ソプラノとオーケストラのための(1935)
   ピアノ協奏曲第2番(1935)
 出演: 本名徹次(指揮), 腰越満美(ソプラノ), 三輪郁(ピアノ), オーケストラ・ニッポニカ(管弦楽), 深山尚久(ゲスト・コンサートマスター) ; 助成: 野村国際文化財団 ; 協賛: 神戸製鋼グループ, (株)東芝, 積水ハウス(株)、 (社)日本音楽著作権協会 ; 協力: 芦屋交響楽団, (株)アイヴィ, 大澤壽文, 片山杜秀 ; 主催: オーケストラ・ニッポニカ
 内容: Program Note : パッチワーク風の解説 / 片山杜秀
     序説/大澤壽人が1930年代後半に用いていた経歴紹介文より/大澤のボストンでの師、コンヴァースが、元米国駐日大使、フォーブスに宛てた推薦状/パリに於ける「大澤壽人作曲指揮による日仏交響楽演奏会」のデータ/パリ演奏会のプログラム巻頭寄稿文「大澤壽人氏について」アンリ・プリュニエール/パリ演奏会のプログラムに掲載された曲目解説(無署名)/パリ公演の反響/東京に於ける「巴里(パリ)新帰朝作曲指揮者大澤壽人第1回演奏会」のデータ/東京演奏会のプログラム寄稿文「大澤氏と彼の作品」堀内敬三(抄録)/後説
   作品の楽器編成および楽譜出典
   探検・大澤壽人
     大澤再発見への足跡:「大澤壽人作品 楽譜の再発見について」 / 藤本賢市
     大澤作品に触れる:蘇演した演奏家の言葉 / 野平一郎, 迫昭嘉, 飯守泰次郎
     大澤の同時代を俯瞰する〜年表
     大澤その人に触れる
   出演者名簿他