昨日のサバリッシュは1・2楽章はなかなかよかったけれど、3・4楽章は今一つだなあ、と隣のおじさんがつぶやいておりました。そこで今日はカラヤン=ベルリンフィルのCDを聴いています。1986年フィルハーモニーでの録音で、カラヤン(Herbert von Karajan, 1908-1989)としてはかなり後期の演奏です。脂ぎった感じや作為的なところは全くなくて、よく練れた音楽の印象です(POCG-1181)。今日のおじさん曰く「きわめてオーソドックスだ。それにしてもベルリンフィルのコンバスはすごいなあ…」2楽章冒頭のチェロだって、まるでひとりで弾いてるかのようで、とにかくすごい。正統派のブラームスここにあり、というところでしょうか。