ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

クルト・ザンデルリンク(1912-2011)

 18日に指揮者ザンデルリンクが亡くなったというニュースが流れていました。山田一雄先生(1912-1991)と同じ年の生まれでした。”Berliner Morgenpost”紙の記事をご紹介します(拙訳)。

クルト・ザンデルリンク - 最後の偉大な指揮者
2011年9月18日日曜日15:37
1912年は偉大な指揮者の百周年と呼ばれています:ギュンター・ヴァント、ゲオルグショルティ、セルジュ・チェリビダッケ、フェルディナンド・ライトナー、エーリッヒ・ラインスドルフ。すでに彼らは皆亡くなってしまいました。そして日曜日の朝に、クルト・ザンデルリンクは、99歳の誕生日の1日前に、ベルリン - パンコフで亡くなりました。

原文:
Kurt Sanderling - Der letzte große Dirigent
〔Berliner Morgenpost 2011年9月20日
http://www.morgenpost.de/kultur/article1767737/Kurt-Sanderling-Der-letzte-grosse-Dirigent.html

 第20回演奏会のチラシ裏の文章には、つぎのように書いてありますので、改めてご紹介いたします。

 山田と同年の世界的指揮者を挙げてみる。チェリビダッケ、マルケヴィッチ、クルト・ザンデルリングショルティ、ヴァント、ラインスドルフ、ヴェーグと、ため息がでるほどの逸材揃いである。しかも、その半数以上はみな作曲家でもあった。山田の時代は、指揮者が作曲をして当然であったのである。

チラシ裏の全文はこちら