『おほむたから』の楽器編成はスコア（写真）にイタリア語で書かれていました。
2 flauti
III flauto e ottavino
3 oboi
3 clarinetti
2 fagotti
Contrafagotto
4 corni in Fa
4 trombe in Si♭
2 tromboni
Trombone basso
Tuba bassa
Timpani [ティンパニ]
Tamburino piccolo [タンブリン]
Gran cassa [大太鼓]
Piatti [シンバル]
Triangolo [トライアングル]
Violini I
Violini II
Viole
Violoncelli
Contrabbassi
なお曲名の『おほむたから』は『大みたから』とも書かれていて、漢字では『大御寶』となります（新字体では『大御宝』）。「おほむた・から」ではなく、「おほむ・たから」です。「宝」とは「国民」を指す、ということを前に演奏したとき高校の社会の先生をやってるバイオリニストと話したら、社会科の中でも「公民科」というのが今はあるそうで、「それは『おほむたから科』だわね」と納得したものです。もっとも実際に演奏してみると、別次元の深い意味あいを感じることになりましたが。
