明治学院大学に移った日本近代音楽館に昨日行ってきました。前日に予約の電話を入れ、地下鉄南北線白金台駅で降りて八芳園の脇を抜け、明治学院のキャンパスに入りました。美しく整備された構内にある礼拝堂ではちょうど結婚式が終わって新郎新婦が出てきたところでした。中心にある建物の２階が入り口の図書館は落ち着いたたたずまいで、予約した旨を告げると名札を手渡され、エレベーターで７階に上がりました。
ガラスのドアの横に大きく「日本近代音楽館 Archives of Modern Japanese Music」と書かれた部屋がありました。ドアを開けるとそこは目録室らしく、カードケースが三角形の二つのテーブルの下にあり、検索用パソコンが２台置かれていました。初めてだったので登録手続きをし、検索方法を教えていただいて自分でPCを使って資料を探しました。今回は演奏会プログラムを何冊か見たかったので、「開催年月日」「演奏会名」のフィールドに適当なデータを入力して検索します。ヒットした中からお目当てのものを探して「資料請求票」に記入し、隣の閲覧室へ移動して待ちました。
閲覧室には以前と同じく音楽辞典や目録類のレファレンスブックが周囲の壁に設置された書架に並べられていました。書架といっても半透明のガラス製で、目録室やその向こうの事務室をぼんやりと見通すことができます。閉架書庫は離れているとのことでしたが、程なくたのんだ資料が運ばれてきました。丁寧に開いて知りたい情報を探し、２点ほどコピーをしてもらうことにしました。１点ずつコピー依頼票に記入して再び係りの方に渡し、待ち時間に新着雑誌などをパラパラ眺めたりしました。コピーは全サイズ１枚40円とのことで、できあがったコピーを受け取り、登録料500円＋コピー代を支払って部屋を後にしました。今回は時間があまりなかったのでゆっくりできませんでしたが、次回はもっといろいろ利用してみたいと思います。
